LINEスタンプ副業は稼げる?売れる人と売れない人の違い!
LINEの月間アクティブユーザーは、2023年2月時点で9,300万人。
老若男女問わず、全世代で幅広く利用されています。
そしてこれらのLINEユーザーの多くが、LINEスタンプを利用しています。
今や私たちの身近になったLINE。
そのLINEをより楽しく快適に使うためのツールがLINEスタンプです。
「多くの人が利用するLINEスタンプを自分の手でつくってみたい!」
「LINEスタンプの販売を副業にして稼ぎたい!」という方もいらっしゃることでしょう。
「LINEスタンプで稼ぐ!」と夢見ている方もいらっしゃるかもしれませんが、実情は、LINEスタンプで月10万円以上稼いでいる方もいらっしゃる一方、クリエイターの90%が1つも売れたことがないというデータもあります。
この違いは何なのでしょうか?
ここでは、LINEスタンプが売れる人と売れない人の違いから、LINEで稼ぐためにはどのようにすればよいのかをご紹介いたします。
目次
オリジナルLINEスタンプ販売の仕組み
LINEスタンプを販売するには、LINEと契約しなくてはいけません。
そのため、当然LINEには手数料を支払わなくてはいけません。
売上の35%がLINEへの手数料となります。
このほかApp Store とGoogle pay への手数料が30%かかってきます。
これらを差し引いた売り上げの35%が、ご自身の報酬となります。
皆さんが、今この数字を見て感じていたとおり、大変手数料が高いため、なかなか稼ぎにくいうえに、競争率が高いので、LINEスタンプで稼ぐことはなかなか難しいとされています。
LINEスタンプが売れている人はこんな人
上記で、LINEスタンプで稼ぐのは難しいとお伝えいたしましたが、ランキング上位に入れば月に10万円以上稼ぐこともできます。
上位クリエイターの販売額は、平均約5億円以上です。
手数料が差し引かれるので、実際は上位100位までのクリエイターであればLINE販売で生活できるということになります。
この上位クリエイターのなかに名を連ねるにはどうすれば良いのでしょうか。
そして、どのような人が売れているのでしょうか?
実際に見ていきましょう。
【LINEスタンプで稼いでいる人はこんな人】
- TwitterやInstagramのフォロワーが多く影響力が大きい人
- スタンプをシリーズ化している人
- 国内だけでなく海外に向けても販売している人
売れるLINEスタンプとは?
売れるスタンプをつくるためには、まずリサーチから始めましょう。
実際に自分でスタンプを使っているなかで、使用頻度が多いスタンプや使い勝手のいいスタンプ、こんなのがあったらいいなと思えるようなスタンプを研究しましょう。
競争率の少ないカテゴリを狙う
現在LINEスタンプを販売しているクリエイターは大変多く、競争率が高くなっています。
競争率の少ないカテゴリーを狙うのも売れるスタンプにつながる第一歩です。
使い勝手の良いスタンプをつくる
テクニック面でいえば、ユーザーが使い勝手の良いスタンプをつくるということも大きなポイントです。
LINEの売りのひとつに、スピーディーにやり取りができるという点があります。
ユーザーがスピーディーにスタンプを選べるように、例えば、使用頻度の高いスタンプは最初の方に配置するなど、ユーザーが使いやすい工夫をすることが大切です。
言葉なしスタンプは国内、海外問わず使いやすい
売れているクリエイターの特徴として、先ほど海外向けに販売をしているとご説明いたしました。
海外の方が使いやすいスタンプは、日本語が書かれていない言葉なしスタンプです。
言葉なしスタンプは、ユーザーの解釈次第で、活用の幅が広がります。
海外問わず日本国内でも使用しやすいと人気です。
LINEスタンプのつくり方
売れるスタンプの傾向と対策が分かったところで、それではLINEスタンプを実際につくってみましょう!
- 1.スタンプのデザインを決める
まず始めにスタンプのデザインを決めていきます。 手書きのイラストや、お絵描きアプリなどを使ってデザインしていきます。 - 2.スタンプに加工する
次に、1でつくったデザインを加工していきます。 手書きの場合は、「スキャンスタンプ」といったアプリなどで写真を撮り、デジタル化したあと、トリミングするなどしてスタンプに加工します。 - 3.「LINE creators Market」でクリエイターアカウントをつくる
LINE creators Marketでクリエイターアカウントをつくります。 クリエイターアカウントがなければ、オリジナルスタンプを販売することができませんのでご注意ください。 - 4.スタンプを登録して申請する
アカウントが発行されたら、つくったオリジナルスタンプを登録して申請します。 - 5.審査を通過して販売開始
販売できるようになるには、審査を通過しなければなりません。 LINEの審査には5日前後を有します。 LINEが定める以下の基準に達していなければいけませんのでご注意ください。- 単純すぎる絵や文字のみ
- 誤字脱字
- 透過忘れ
- 著作権侵害
- ギャンブル、性的表現はNG
- 違法性のある表現
- 差別表現
- 生死を表現する内容
- 関連性のないキャラクターが2人以上
このほかにも、同じ絵や表情のスタンプが多い、写真を加工しただけのスタンプ、絵より字が多いなどといった画像が理由で差し戻される場合もありますのでご注意ください。
もっと簡単にオリジナルスタンプをつくりたい方は、LINE公式のアプリ「LINE CREATORS STUDIO」がおすすめです!
まとめ
ここまでご紹介いたしましたとおり、LINEスタンプで稼ぐのはなかなか難しいのが現状です。
しかしながら、可能性ゼロではありません。
まずは、どんなLINEが売れそうかリサーチをしてみてください。
SNSとの連携も重要なポイントです。
ご自身がやられているSNSのフォロワーを増やすための努力も欠かせません。
あとは、コツコツと研究を重ねながら売れるスタンプをつくり出して販売していくのみです。
LINEスタンプ販売は、売れるまでには大変な苦労が必要ですが、クリエイターとして食べていこうとしている方にとっては、挑み甲斐があると思います。
ぜひ、挑戦してみてください。