30代子持ちママを転職成功に導くおすすめ資格トップ5!
転職を考えている30代ママは多いと思います。
子どもが小学校に入ると少し手がかからなくなります。
そのようなタイミングで、よりキャリアアップするために転職を考える方が多くなります。
企業として、30代に求めているのは即戦力です。
即戦力に問題はなくても、ママという肩書は、「残業はできるのか?」「勤務時間が限られるのではないか?」「子ども都合で休みが多くなるのでは?」といった不安要素を企業側にもたらしてしまいます。
そのため、キャリアは問題なくても採用をためらう企業も残念ながら多くあります。
ここでは、ママという肩書をマイナスにさせないような資格についてご紹介いたします。
目次
30代ママの転職状況について
子育てをしながら頑張ってキャリアを築いてきたママにとって、子どもが小学校に上がるタイミングは、絶好のキャリアアップのチャンスです。
これを機に転職を考えている方も多いと思います。
近年、各企業において、子育て中の女性が働きやすい環境づくりが進んでいるとはいえ、まだまだ子育てママに対する世間の風当たりは厳しいものがあります。
そのため、子育てとキャリアが両立できる企業に転職するためには、入念な対策が必要です。
30代ママの転職6つのSTEP
30代ママが転職を考える際に、押さえておいて欲しい6つのSTEPがあります。
- キャリアの棚卸し
- キャリアプランの可視化
- 希望条件の絞り込み
- 履歴書と職務経歴書の作りこみ
- 面接対策
- 子育て世代が働きやすい企業の選定
それでは、それぞれについて詳しくみていきましょう。
①キャリアの棚卸し
転職成功への第一歩は、ご自身のキャリアを見つめ直すことです。
これまでにご自身がどのような仕事に携わってきたのか、どのような成果を上げたのか、業務に対して工夫した点など数字では見えない部分も成果としてしっかりと書きだしてみましょう。
②キャリアプランの可視化
ご自身の理想のキャリアプランを描いてみることにより、どのような企業を選べばよいのかが自ずと見えてきます。
お子さまのライフイベントも考慮したうえでキャリアプランを描くことで、より現実性が増します。
③希望条件の絞り込み
転職するにあたり、それぞれ希望条件があると思いますが、これだけは譲れない条件、この条件は譲歩できるなど、希望条件の優先順位を明らかにしておきましょう。
そうしておくことで、企業の選定がしやすくなります。
④履歴書と職務経歴書の作りこみ
企業に提出する履歴書や職務経歴書は、非常に重要です。
しっかりと作りこみましょう。
特に大切なのは職務経歴書です。
これまでのキャリアやその仕事への貢献度はもちろん、入社したらどのような点で会社に貢献できるのかなど、企業が求める人材像をしっかりと把握したうえで、作りこんでいきましょう。
⑤面接対策
子育てママが面接で必ず聞かれる質問があります。
お子さんのことです。
残業が可能か?出張は可能か?などに加え、子どもが熱を出したときの対応、家族のサポート体制などを主に聞かれます。
質問された際に、できないことをできると言うのはNGですが、できないことでも、それをどのようにしてリカバリーするのかなど、企業に貢献したいという姿勢を見せることが重要です。
⑥子育て世代が働きやすい企業の選定
これが一番大切かもしれません。
企業がどれほど子育てママを理解してくれているかです。
休暇の取得者が多く、子育てママが多く在籍している企業であれば、より安心です。
30代ママにおすすめしたい資格TOP5
ここまでで、30代ママにとって転職は厳しい面もあるということがお分かりいただけたことと思います。
ママという肩書をマイナスに取られないようにするために、アピールできるものはひとつでも多い方がいいですよね。
そこで挑戦して欲しいのが、資格取得です!
ここからは、転職を考えている30代ママにおすすめしたい資格5つの資格をご紹介いたします。
MOS(マイクロソフトオフィススペシャリスト)
「Word」「Excel」「PowerPoint」などのスキルを証明する資格です。
自宅で勉強もできるので、子育ての合間にチャレンジするのもおすすめです。
MOSには、スペシャリストとエキスパートの2種類があります。
初心者はまずはスペシャリストからチャレンジしてみてください。
FP(ファイナンシャルプランナー)
FPの資格は、幅広い業界で活躍できる資格です。
金融業界や保険業界、不動産や共済関連、税理士、公認会計事務所でも評価されやすい資格です。
ご自身の家計の見直しにも役立ちます。
TOEIC(トーイック)
ビジネスでの英語力を証明する試験です。
海外との取引がある企業や、海外展開を視野に入れている企業においては、TOEICのスコアを採用条件に挙げているところも多くあります。
英語が得意な方は、ぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。
簿記検定
事務職への転職を希望している方であれば、有利に働くのが簿記検定です。
日本商工会議所が主催する日商簿記がもっともポピュラーです。
独学でも勉強できるので、子育ての合間に勉強することも可能です。
ITパスポート
ITの基本知識を有していると証明できるのがこの資格です。
情報処理技術者試験という国家試験であるので、取得しておけば幅広く活躍できるでしょう。
ITパスポートを取得するためには、経営戦略やリスクマネジメントも学ぶ必要があります。
大きなキャリアアップが期待できます。
独学での資格取得が可能です。
まとめ
30代ママの転職活動は、社会的にはまだまだ厳しい部分もあります。
子育て世代に理解のある企業を選ぶことは第一ですが、それに加え、子育てと仕事を両立する方法を確立することも大切です。
また、転職を考えるのであれば、準備期間にキャリアップのための資格取得にもチャレンジしてみましょう。