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洗顔の必要性!?その方法間違っていませんか?正しい洗顔で美しい肌を手に入れよう!

洗顔の必要性!?その方法間違っていませんか?正しい洗顔で美しい肌を手に入れよう!

「洗顔!?そんなの毎日しているから大丈夫!」
そう思っている人がほとんどでしょう。

その一方で、「私の洗顔方法間違っているのかな?」
そんなふうに不安に思っている方も多いのではないでしょうか。

洗顔は毎日の習慣でなんとなく済ませている人が大半だと思いますが、近年、SNSなどには「洗顔方法について」の情報も多く挙げられています。
どれが正しくてどれが間違っているのか分からないという方、どうぞこの記事を読み進めてみてください。

明日からの洗顔が変わりますよ。

そもそも洗顔って必要なの?

洗顔は何のためにするのでしょうか?

汚れを落とすため。

その通りです!

私たちの体は、洋服を着ているためガードされていますが、顔は常にノーガードです。
そのため、顔には、空気中のほこりやちり、排気ガスなどの汚れがたくさん付着しています。

それだけではなく、汗や皮脂、古い角質などもたくさん付着しているのです。
これらの汚れを落とさずにそのままにしておくと、どうなるでしょうか?

雑菌が繁殖して、ニキビや肌荒れなどを引き起こす原因となるのです。

注意が必要なのは、皮脂汚れです。

皮脂汚れは、空気に触れると酸化します。
毛穴の黒ずみやお肌のくすみを引き起こすとともに、古い角質が角栓となり、毛穴詰まりや毛穴の開きなどさまざまな毛穴トラブルを引き起こす要因となります。

これらのような肌トラブルを引き起こさないためにも、肌の汚れを毎日きちんと落とすことは大切なのです。

洗顔とクレンジングは違うの?

みなさん、洗顔はしていますか?
それでは、クレンジングはどうでしょう?

「ん?」
「洗顔とクレンジングって違うの?」

こう思った方、いい質問です!

洗顔とクレンジングは違います。

簡単に言えば、
洗顔は、自然についた汚れを落とすためのもの
一方、クレンジングは、メイクなど油分の汚れを落とすためのものなのです。

それでは、それぞれの役割についてみていきましょう。

洗顔

洗顔の基本は、朝、夜の1日2回です。

「朝は、汚れていないから洗顔はしなくてOK」
「朝は洗顔料を使わず、ぬるま湯で洗うだけで大丈夫」
こんなふうに思っている方、実践している方もいらっしゃると思うのですが・・・

実は、私たちの肌は、常に汗と皮脂を分泌しています。

朝起きたときには、これらの汗と皮脂に加え、空気中のほこりやゴミ、寝具の汚れや雑菌などがお肌についています。
これらの汚れを洗顔料を使ってしっかりと落とすことで、お肌を清潔に保ち、肌トラブルを防ぐことができるのです。

また、朝、洗顔をしっかりとすることにより、化粧水や乳液などの浸透力も高まり、メイクのノリも良くなります。

そして、夜。
夜の洗顔は、体内から分泌された1日の汗や皮脂はもちろん、1日かけてお肌にくっついた空気中のほこりやちり、排気ガスの汚れを落とすために、洗顔料を使ってしっかりと行ないます。

一日中外出せず家でいた日であっても、お肌には目に見えない汚れが蓄積されています。
洗顔料を使ってしっかりと汚れを落としておきましょう。

汚れがお肌に残っていると、せっかくの化粧水や乳液、美容液がお肌に浸透していきません。
しっかりと汚れを落としてから化粧水や乳液、美容液をつけることで、美容成分の効果を実感することができるようになります。

クレンジング

クレンジングは、メイク汚れを落とすためのものです。

ファンデーションやマスカラ、口紅などには、油分が含まれています。
これらを落とすには、合成界面活性剤を含むクレンジング剤が有効です。

洗顔料は、おもに皮脂汚れ、角質、ほこりやちりを除去することに特化しているので、メイク汚れを落とすことはできません。
メイク汚れは、必ずクレンジング剤で落としましょう。

ちなみに、クレンジング剤に含まれる合成界面活性剤は、水と油が混ざり合うことで汚れを落としやすくするものです。
合成界面活性剤の配合量が多いクレンジング剤ほどメイクは落としやすくなります。

しかしながら、合成界面活性剤は、油性成分の汚れはしっかりと落としてくれますが、
それとともにお肌に必要な皮脂や角質、潤い成分までも除去してしまうことがあります。

これらが、洗い流されてしまうと、肌のバリア機能を低下させてしまう可能性があるので注意が必要です。

またクレンジングは、しっかりと洗いをしてもお肌に成分が残ってしまうこともあり、これらが肌トラブルを引き起こす原因となることもあります。

クレンジング剤は、正しい知識をもち、正しい使用方法で使用するようにしましょう。

これが正しい洗顔方法!

これが正しい洗顔方法!

それでは、いよいよ本題です。

正しい洗顔方法についてご紹介いたします。

ポイントは、キメ細かなたっぷりの泡で丁寧に洗うこと

泡には、皮脂や汗、ほこり、雑菌などを包み込み、浮かせて落とす効果があります。
またキメが粗い泡よりもキメ細かな泡のほうが、お肌の汚れを吸着しやすいうえ、キメ細かな泡は弾力があるため、クッション効果で、お肌への摩擦が軽減されるという効果があるのです。

それでは、正しい洗顔手順についてみていきましょう。

  1. まずは、石鹸で手の汚れを落とします。
  2. ぬるま湯で軽く汚れを流します。
  3. 洗顔料をしっかりと泡立てます。手を逆さにしても落ちないぐらいの泡が目安です
  4. 泡をお顔に乗せて転がすように優しく洗っていきます。
  5. すすぎ残しがないよう、ぬるま湯でしっかりとすすぎます。
  6. 清潔な柔らかいタオルで軽く押さえるように水分を吸い取ったら完成です。

正しい洗顔方法、お分かりいただけましたでしょうか?

上記に挙げた手順の補足をしておくと・・・

洗顔は、基本ぬるま湯で行ないます。
普通肌の方は32℃、乾燥肌の方は、28℃、オイリー肌は35℃、混合肌の方は、28~32℃ぐらいを目安にしてみてください。

熱すぎるお湯は、皮脂や角質を必要以上に洗い流してしまうので、お肌の乾燥を引き起こしてしまいます。
またお肌を引き締めるという目的で冷水を使っている方もいるかと思いますが、冷水では、皮脂や角質は落としにくく、お肌に刺激を与えるので逆効果です。

洗顔の際に、シャワーを使っているという方も多いかと思いますが、シャワーの水圧はお肌に刺激を与えてしまいます。
たるみなどお肌の老化を引き起こす要因になりますのでご注意ください。

まとめ

正しい洗顔の仕方は、キレイなお肌をつくります。

ポイントは、キメ細やかな泡で優しく洗うこと!

ただし、お肌を清潔に保つために、1日に何度も洗顔するのはNGです。
洗い過ぎは、乾燥肌や皮脂の過剰分泌など肌トラブルを巻き起こす原因になりますので、気をつけてくださいね。

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