仕事がつらいと感じたら。一人で悩まないで実践してみて欲しい7つのこと
現代社会において、仕事がつらいと感じることは多くあると思います。
それがすぐに解決するものである場合には問題ありませんが、深刻なものである場合にはそれなりの対処が必要です。
深刻なものであればあるほど、メンタルに支障をきたしてしまう可能性もあります。
ここでは、仕事がつらいと感じたら、ぜひ実践してみて欲しい7つのことについてご紹介いたします。
目次
仕事がつらいと感じやすい方
同じ仕事をしていても仕事がつらいと感じる方と感じない方がいらっしゃいます。
どうしてでしょうか?それは、個々のもつ性格が大きく関係してきます。
ご自身が仕事がつらいと感じやすい性格なのかどうか以下のチェック項目で確認してみてください。
- 責任感が強い
- 手を抜くことができない完璧主義
- 他人に任せるのが苦手。 自分でしないと気が済まない
- 他の人に任せるよりは自分でする方が早いと思い、ついつい自分でやってしまう
- 趣味がない
- 頼まれると断れない
- 自分に自信がもてない
- 心配性
- 他人と話すのが苦手
- 常に全力投球
- ストレス解消の方法が分からない
- ストレスが溜まったことがない
皆さんは、上記のチェック項目のうち、幾つ当てはまりましたか?3つ以上当てはまった方は、仕事がつらいと感じやすい方かもしれません。
もしかしたら、もう感じているかもしれません。
ぜひ、ここからの記事も読んでいただき、仕事がつらいと感じたときの対処法について考えてみてください。
仕事がつらいと思う原因
仕事がつらいと思う原因には、大きく分けて2つあります。
1つは、自分自身に問題がある場合、2つ目は周りに問題がある場合です。
ここからは、それぞれの原因についても詳しく見ていきたいと思います。
自分自身に問題がある場合
自分自身に問題がある場合の原因として挙げられるのは、大きく分けて4つです。
- ① 仕事が嫌い
- ② 自分自身に自信がもてない
- ③ 自分の将来について常に不安をもっている
- ④ 他人を信用できない
いかがでしょうか。
仕事がつらいと思う原因に思いあたるところはありましたか。
周りに問題がある場合
次に自分を取り巻く環境、周りに問題がある場合の原因について見ていきましょう。
これについては、大きく分けて4つの原因が考えられます。
- ① 会社の人たちに馴染めない
- ② 会社の方針に馴染めない
- ③ 頑張っても評価されない
- ④ 仕事量が多い
自分自身の問題に比べて、周りに問題がある場合は少々やっかいです。
しかし対処法がないわけではありません。
このあと、それぞれの原因に対する対処法についてご紹介したいと思います。
それぞれの原因についての対処法
それでは、上記に挙げたそれぞれの原因についての対処法について考えてみましょう。
仕事がつらいと思う原因が自分自身で分かれば、その対処法もおのずと分かってきます。
それぞれの原因に思い当たる節があるという方は、ぜひご自身の項目について実践してみてください。
自分自身に問題があると自己診断した方の対処法
仕事が嫌いだと自己分析している場合については、まずは今担当している業務について少しでも好きになれる業務を見つけることから始めてみましょう。
ひとつ好きになれる業務が見つかったら、それを楽しんでやることです。
楽しんでやることにより、「もっとこうすれば良くなるのでは?」「もっとスムーズに行なうためにこうしてみよう!」など仕事に対する意欲が沸いてきます。
そうすれば、徐々に他の業務にも興味が沸いてくるのではないでしょうか。
次に自分に自信がもてないという方は、まず小さな目標を立ててみましょう。
ほんのささいなことで構いません。
お昼までにここまで作業を終わらせるなど、少しハードルの低い目標を立てることにより達成率を上げ、成功体験を重ねていくのです。
そうすれば、「私もできる」という自信にもつながり、少しずつ仕事が面白くなってくるのではないでしょうか。
将来に向けて常に不安をもっている方については、目の前のことに集中するようにしてみましょう。
将来に目を向けることは大切ですが、将来に目を向けすぎて、目の前のことがおろそかになっているということはありませんか。
そのために、仕事に集中できずに仕事がうまくいかず仕事がつらいという悪循環になっている可能性もあります。
まずは、目の前のことに集中し、なるべく遠い将来については一旦横に置いておくようにしましょう。
状況が落ち着けば、不安に思う将来のために今できることを考えてみましょう。
他人が信用できないという方は、自分ですればすぐに終わることでも他人に任せればなかなか終わらず、仕上がりもいまいちで満足できないという理由からではないですか。
仕事はチームワークが大切です。
自分一人でできることは少なくても他の人の手を借りれば、できることは一気に増えます。
人が増えればそれだけできることも多くなります。
会社は一人では回りません。
そのことももう一度思い出してみてください。
きっと一人でしたときの達成感よりもチームでやり遂げたときの達成感の方が格別に嬉しいはずです。
周りに問題があると自己診断した方の対処法
まずは会社の人たちに馴染めないと思っている方。
知らず知らずのうちに相手との間に境界線を引いていませんか。
「この人は苦手な雰囲気の人」と最初から決めつけていませんか。
この際、今おもちの苦手意識を一回取っ払って、自分から話しかけてみてください。
以外といい人だったという場合もあります。
また自分から話しかけづらいという方は、密かに苦手だと思う方の好きなところを見つけることも効果的です。
こうすることにより、知らないうちに自分のなかの苦手意識が消えて、相手との境界線がなくなっているということもあります。
次に会社の方針に馴染めないと思っている方。
会社の方針はどうしようもないことが多いですが、他の社員も同じように考えている人がいる場合には、思い切って上司に相談したり代替案を提案するのもよいかもしれません。
もしかしたら、上司も同じように考えている場合もありますし、時代が変わってそろそろ方針も変えなければと思っているかもしれません。
まずはアクションを起こしてみないと状況は変わりません。
ぜひ勇気を出して一歩を踏み出してみてください。
頑張ってもなかなか評価をしてもらえないという人も多いと思います。
そのような方は、上司が気づいていない場合もあります。
自分の実績をアピールするのが苦手という方は日本人には多いですが、欧米では自分の実績はアピールしてこそ、実力があると認められます。
過小評価に満足がいかないという方は、ぜひ積極的に実績をアピールしてみてください。
最後に仕事量が多くて追いつかない。
そのために残業や休日出勤を強いられるという方は、まずは自分のやり方を変えてみてはいかがでしょうか。
既存のやり方に固執して要領が悪くてなかなか仕事が終わらないということもあります。
それでも仕事量が多いと感じるようであれば、同僚や上司に相談して仕事を振り分けてもらうとか、そもそもの仕事量について見直すことも必要です。
見直してみれば、実はこの作業は必要なかったという業務もあるかもしれません。
いずれにせよ、キャパオーバーだと感じたら、周囲に相談してみるのをおすすめします。
まとめ
仕事をされている皆さんのほとんどが、これまでに仕事がつらいと感じたことがあると思います。
そのように感じたときに絶対にしてはいけないことは、一人で悩みすぎないということです。
一人で悩みぬいた末に良くない判断をしてしまったということは多くあります。
また一人で悩みぬいた末に、メンタルに支障をきたしてしまったという悲しい結果になる場合もあります。
もしも、眠れない、体調不調がずっと続いているなど、おかしいなと感じたら、無理をせずすぐに休養してください。
専門のクリニックに行くことをおすすめします。
仕事がつらいと感じたら、まずは自分自身を客観的に見つめ原因を探ることから始めてみてください。
まずは解決策を探ってみましょう。
そうすることで、気持ちが楽になることもあります。
そして、心が疲れたら一旦仕事を離れてゆっくりと休養することが大切です。