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成長期待!将来有望な6つの注目業界と必要なスキルについて

成長期待!将来有望な6つの注目業界と必要なスキルについて

コロナの大流行と、ITの進化にともない、これまで好調だった業界の業績が振るわなくなったり、逆にこれまで注目されなかった業界が伸びてきたり・・・
ここ数年で、日本の企業や各業界も大きく様変わりしました。
そこで、今回は、これから成長が見込まれる業界はどのような業界なのか?
見極めるポイントや、成長が見込める業界に就職・転職するために必要なスキルや資格についてご紹介いたします。

将来有望な業界の見極め方

将来有望な業界の見極めるための注目ポイントは、2つです。

  1. ITの発展にうまく順応できる業界であること
  2. 超高齢社会において欠かせない商品やサービスの提供をしていること

言うまでもなく、ITは私たちの生活になくてはならないものです。
近年AIの急激な進化にともない、私たち人間の仕事もAIが担えるようになってきました。
今後もさらに進化を続けていくことは間違いありません。
このような社会的背景を踏まえて、AIを含む最新のITトレンドを取り入れ、いち早くビジネスに取り入れることができる企業が、今後成長していく企業だといえます。

また65歳以上の高齢者が年々増加している日本において、高齢者を対象としたビジネスモデルも成長が期待できるでしょう。
医療や介護サービス、高齢者の生きがいへとつながる趣味や、シニア人材サービスなど、まだまだ発展の可能性を秘めた業界だといえます。

成長が期待される業界6選

それでは、今後成長が期待される業界を6つご紹介しましょう。

① IT業界

パソコンなどのハードウェアやアプリ・ソフトの開発といった、ITを活用したサービスを提供する業界です。
おもに業務系Web系の2つの分野に分けられます。
業務系とは、ハードウェアやソフトウェア、情報処理サービスなどを扱う業界です。
一方、Web系とは、Webサイトの製作やインターネット広告代理を行なう企業や、ネットワークや電話などの通信システムを提供管理する通信インフラ業界が含まれます。

日本のITサービス市場予測では、2027年度には7兆円を超える見通しです。
市場規模はどんどん拡大するのに対して、システムエンジニアなどのIT人材不足が課題とされており、2030年度には79万人ものIT人材が不足するとの予測も出ています。

② Web広告業界

SNSや検索エンジンなどインターネットメディアに掲載される広告を扱う業界です。
2022年の国内広告費は、過去最高の約7兆1,000億円を記録しています。
そのなかで、Web広告費の占める割合は、ほぼ半分の3兆900億円で、これは前年比114.3%の伸び率となっています。

③ 電子部品・半導体業界

電子部品・半導体は、電子回路に使われる部品です。
パソコンやスマートフォン、テレビ、自動車など、私たちの生活に欠かせないものに搭載されている大切な部品です。
現在市場は、自動車へシフトしており、今後さらに成長が期待されています。

④ EC業界

ECとは、Electronic Commerce(電子商取引)の略で、インターネットを通じて商品やサービスを売買するシステムのことをさします。
コロナ以降、物販系分野の伸びが目立ち、現在市場は27兆円を超えるともいわれるほど、今後も成長が見込まれる業界です。

⑤ 物流業界

EC業界の発展とともに物流業界も上昇中です。
国内のB to BのEC市場規模は約19兆円にも上っています。
今後は、ドライバーの人手不足が深刻化するのではという懸念も広がっています。

⑥ 介護・高齢者サービス業界

超高齢化社会と言われる現代において、高齢者に関わるサービスを提供する業界は需要が高く、発展が見込まれています。
今後は、介護はもちろんですが、高齢者がイキイキと余生を送れるようなサービスにも注目が集まっているとともに、シニア世代の手も借りて人手不足を補おうとする風潮があります。
このように、高齢者に関わるビジネスは、今後ますます発展するといえます。

注目業界で活躍するために役立つスキルや資格

注目業界で活躍するために役立つスキルや資格

上記に挙げた業界以外にも、ゲーム業界や医療業界、フードデリバリー業界など、今後発展が見込まれる業界は多くあります。
これから就職する学生の皆さんや、現職の将来に不安を抱き、今のうちに転職をしたいと考えている皆さんに、ここからは注目業界で活躍するために役立つスキルや資格についてご紹介いたします。

IT・デジタルスキル

前述したように、ITスキルをもった人材は常に不足しています。
プログラミングスキルをもった人、ITパスポート、基礎情報技術者、情報セキュリティスペシャリストの資格をもっておくと良いでしょう。

英語力>

成長が著しいIT業界において、外国人の人材雇用が進んでいます。
グローバル化が進んでいるIT業界で活躍を望むのであれば、英語力が必要です。
英語力があることで、スキルアップのチャンスも広がります。
TOEICや英検、GTECなどの資格を身に付けておけば、入社に有利です。

クリエイティブスキル

Web広告業界、ECサイト業界など、上記にあげたこれらの業界において、自ら製作実務に携わりたいと思うのであれば、クリエイティブスキルが必要です。
動画作成、画像加工、イラスト作画のスキルがあれば、特に資格は必要のない世界ですが、ウェブデザイン技能検定やAdobe認定アソシエイトの資格を取得しておけば、就職に有利でしょう。

まとめ

上記に挙げた役立つ資格やスキル以外にも、身に付けておけば、就職・転職の際に役立つものはたくさんあります。
まずは、興味がある業界について調べてみましょう。
そのうえで、その業界でどのような仕事に就きたいのか、自分の特技を活かした仕事をするためには、どのようなスキルや資格をプラスすればよいのか、といったことをしっかりと見極めたうえで、ご自身に必要なスキルや資格を身に付けることをおすすめします。

時代はどんどんと動いています。
親世代の時代に盛んだった業界は、今は振るわなくなったということも多々あります。
自分の目でしっかりと見極めて、将来性がある業界かどうか、社会の動向を踏まえたうえで見極めていくことが大切です。

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