スポットバイトだけで生活できる?1か月いくら稼げるのかタイミーで検証!
今話題のスポットバイト!!
スキマ時間にパパっとバイトをして有効的に時間を使えると、大変人気があります。
履歴書や面接なしですぐに働けるので、これらの手続きを煩わしいと感じる方にとっては、大変嬉しいシステムです。
「それならいっそ、スポットバイトだけで生活しようかな!?」
こんな風に考える方もいらっしゃるのではないでしょうか?
ここでは、果たしてスポットバイトだけで生活できるのか?
スポットバイト「タイミー」を例に、検証していきたいと思います。
目次
スポットバイトだけで生活はできない!!
いきなり冒頭から、衝撃的な内容をお伝えしてしまいました。
結論から言えば、スポットバイトだけでは生活は難しいでしょう。
その理由について、タイミーを例に挙げてご紹介いたします。
「タイミー」には、スポットバイト申し込みに際して、以下の4つの制限が設けられています。
タイミーの4つの申し込み制限
①1日に申し込める仕事は1件まで | 労働基準法で定められている法定労働時間(原則として、1日に8時間、1週間に40時間)を超過しないために、このような制限が設けられています。 |
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②週39時間未満の労働 | ① でも記したように、法定労働時間を超過しないための制限です。 |
③同企業での報酬は月間78,000円未満 | 1か月の賃金が8.8万円を超えた場合、就労先の企業は、労働者の社会保険加入が義務づけられています。 この要件を満たさないよう、タイミーでは同企業での報酬の上限が決められています。 なお、この78,000円のなかには、交通費も含まれます。 |
④同企業での報酬は前年12月1日~同年11月30日の期間で28万円未満 | ③の月額の報酬の制限に加えて、1年間の同企業における報酬についても上限が決められています。 ③同様に、社会保険加入義務の要件を満たさないための対策であり、78,000円のなかには交通費も含まれます。 |
タイミーには以上のような4つの申し込み制限があります。
タイミーだけで1か月に稼げる上限は・・・
以上のようなことから、タイミーだけで稼げる金額は、自ずと決まってくるのがお分かりいただけたと思います。
タイミーを利用して、1か月に働くことができるのは、週39時間未満まで。
時間にすると、160時間までになります。
時給1,000円であれば、1か月16万円稼げることになります。
スポットバイトで上限まで稼ぎたい場合の注意点
スポットバイトで上限まで稼ぎたいという方に注意していただきたいことが、3つあります。
それぞれについてみていきましょう。
確定申告が必要!?
どのスポットバイトにおいても年間103万円以上の収入になれば、確定申告が必要になります。
単純計算すれば、1か月に10万円以上稼いでいる方は、申告が必要になります。
ただし、スポットバイトが副業であり、ほかにアルバイトやパートなど決まった勤務先がある場合には、そこで給与から源泉徴収をされている場合があります。
その際には、必ずしも確定申告が必要になるわけではありません。
また源泉徴収分が実際の所得税額よりも多くなっている場合があります。
そのような場合に確定申告をすると、還付金として戻ってくるケースがあります。
ご自身が、確定申告が必要かどうかは慎重に見極めましょう。
確定申告が必要であるにも関わらず、申告を怠った場合、追徴課税が発生しますので、お気をつけください。
企業都合でキャンセルになる場合がある
仕事を申し込んでいたとしても、企業都合でキャンセルになる場合があります。
例えば、募集の際に記載されている要件を労働者が満たしていなかった場合、企業側からキャンセルされる場合があります。
また、屋外での仕事の場合、天候などによっては営業できない場合、募集の日程を誤って記載していた場合もキャンセルになる可能性があります。
このほか、キャンセル率〇%以上の方、直前キャンセル〇%以上の方は、企業側からキャンセルになる場合があります。
キャンセルや遅刻をしない
スポットバイトをしている方で多いのが、アルバイトの掛け持ちです。
掛け持ちをすれば、たくさん稼げますが、スケジュール的にタイトになりがちです。
そのため、前のアルバイトの時間が押した場合、次のアルバイトに支障をきたしてしまう場合があります。
アルバイト開始48時間を切ってキャンセルした場合や遅刻した場合、タイミーでは、ペナルティポイントがついてしまいます。
ペナルティポイントが溜まってしまうと、14日間の利用停止などといった利用制限がかかってしまいます。
このようなことにならないよう、直前キャンセルや遅刻がないよう、余裕をもったスケジュールを立てましょう。
スポットバイトだけで生活できるのか検証結果!
スポットバイトだけで生活できるのか?
検証した結果、例えば、タイミーだけで生活するのは難しいかもしれませんが、タイミー以外のスポットバイトも併用することで、実現に近づくことは可能だといえます。
まとめ
この記事では、タイミーを例に挙げて、1か月に稼げる上限金額についてご紹介いたしました。
各スポットバイトでは、タイミー同様、申し込み制限ルールがあります。
これにより1か月に稼げる上限は、16万円程度です。
16万円で生活するとなると、かなり厳しいかもしれませんが、他のスポットバイトと併用することで、生活することは可能になるでしょう。
しかしながら、その際には、無理のないスケジュールでシフトを入れることが大切です。