CEO
– INTERVIEW 01
「夢中になる」ことが、私の人生を変えた。
今まで思ってもいなかった未来を
切り拓くことができた。
KAMINO AKIRA神農 晶
中学生の頃、将来の夢は「弁護士」でした。
埼玉県の大宮地区で育ち、地元の小学校・中学校に通いました。
当時から正義感が強く、弱者に寄り添う弁護士の姿にあこがれを持っていたのです。
高校は春日部の進学校に進み、水泳部に入部。
しかし、部活動は2年生の半ばで辞め、アルバイトに明け暮れる毎日を送っていました。
大学は法政大学の文学部に入り、大手出版社や広告代理店などマスコミ関係への就職を目指していましたが、倍率が高く断念することに。
最終的には財閥系の金融機関に就職しました。
その頃はまだ、夢中になれることが見つからず、「自分には、何かに一筋になる生き方は向いていない」と思い込んでいました。
そんな自分を大きく変えてくれたのがネットワークビジネスでした。
夢中になって取り組むと、日々の成長が実感できる。
何かに一生懸命になれることこそ価値がある。
会社に入って4年目、27歳のときに会社の先輩から「今晩、空いてる?」と声をかけられました。
先輩の弟がネットワークビジネスを始め、「弟が心配なので、話し合いに付き合ってくれ」という話。
最初は弟さんを諦めさせるために話を聞いていたものの、逆に納得して興味を持ったのがネットワークビジネスへの入り口でした。
初めて知ったネットワークビジネスの世界。
法的な根拠や仕組みを教わり、「普通の人間が、リスクを負わずに自分の人生に角度を付ける方法として優れている」と感じました。
失うものと得られるものを天秤にかけて、明らかに得られるものの方が大きい、と。
それから半年で会社を辞め、ネットワークビジネスに熱中していきました。
自分にとっては、初めて夢中になれるものだったのです。
夢中になって取り組むと、自分が日々成長しているのを実感できました。
いつの間にか自分のスキルが上がっていく、自分の器が大きくなっていく、それが喜びでした。
お金はあくまでプラスアルファの副産物で、何かに一生懸命になれることにこそ価値がある。
私は「夢中になる」ことが人生を変える、今までとは違う未来を切り拓くものだと思っています。
この仕事は人を育てることが大切です。
ビジネスの8~9割を占めている部分ではないでしょうか。
隠れていた才能が花開き、さらに短期間で大きく成長していく、そんな「人が持つ無限の可能性」を今までたくさん見てきました。
上がってくる人の共通点は「強い向上心」を持っていること。
言葉を換えれば「欲が強い」こと。
自分の人生に対して、強い向上心を持っている人が成長するのだと思います。
私も「自分の人生をより良くしたい」という強い思いを持っています。
自分の生き方を誰かに委ねたり、誰かに管理されたりしたくない。
自分の価値は自分で決めたいと思い、今まで歩んできたのです。
決断して前に進むことで多くの人が手を差し伸べてくれた。
私は今まで、2度の大きな決断をしています。
38歳で仲間と一緒に会社を立ち上げたのですが、5年で限界を感じて辞めたのが1度目の決断。
そして、2度目が半年前にQUALIAを立ち上げるときの決断です。
QUALIAの設立は本当に大きな決断でした。
もう永遠かと思っていた自分の道を大きく変えなくてはいけない、大変な決断。
しかし、決断して前に進むことで、驚くほど多くの方が手を差し伸べてくれました。
元々決められていた道に導かれたのかな、と感じています。
QUALIAを立ち上げてから、今も夢中で仕事をしていますが、会社の代表として会社全体のことを考えるようになりました。
会社が永続して発展していくために、より長いものさしで、より広い視野を持つように気を付けています。
QUALIAを設立する前までは、「自分のチームの責任は自分の責任」でした。
逆に言えば「自分が責任を取ればいい」と考えていたのかもしれません。
しかし、会社は自分だけのものではありません。
私だけで判断をせずに、仲間たちの意見をフラットに聞くようにしています。
下に壁を作られてはいけない、直近の仲間から本音が出てこなくなるような関係を作ってはいけないと肝に銘じています。
ネットワークビジネスは口コミで商品を流通させていく、伝えていくビジネスです。
商品の品質はビジネスの大きな武器になりますので、妥協のない良い商品というのは最重要項目です。
現在、私たちが想像していた以上に品質の評価が高く、そういった商品をメンバーのみなさんにお渡しできていることをうれしく思っています。
人生をかけて日々頑張ってくださっているメンバーのみなさんの思いを背負い、これからも気を引き締めて、ベストを尽くしていきます。
こんなに頑張っているんだから、必ず報われる、成功する。そう信じ抜くことが大切。
QUALIA のあるべき姿は「誠実な会社」です。
メンバーのみなさんに対して誠実でクリーンであることが大切です。
ネットワークビジネスの難しさ、厳しさは私も27年の経験から身に染みてわかっているつもりです。
しかし10年後、QUALIAに関わってくれているメンバーのみなさんが、少しでも多く続けていてくれる会社でありたいと思っています。
今まで、反面教師にしなければならない人も目の当たりにしてきました。
組織ができたときに、グループのメンバーを子分や手駒のように扱ってしまうリーダーも少なくありません。
成功したときに「自分のおかげだ」と考えてしまうような人間。
私はその人たちを反面教師として、グループの方にこそ敬意と感謝を持っていかなければならないと学びました。
私は人生の大切なことは全てネットワークビジネスを通して教わってきました。
学んだことを一言で表すなら「夢は叶う」ということ。
そして夢を叶えるにはやはり努力をするしかない。
平凡な言葉になってしまいますが、それが全てとも言えます。
成功をつかむために必要なことは、「自分を信じること」。
自分の可能性や自分の未来を信じ、こんなに頑張っているんだから、必ず報われる、成功する。
そう信じ抜くことが重要です。
「どうせ叶わない」と夢の扉を閉じてしまった人も多いかもしれません。
私たちはみなさんの「本当はこうなりたい」「本当はこんな日々を過ごしたい」という思いを引き上げて、夢を応援していきたいと思っています。
QUALIAで夢を実現している人たちと接することで、きっとその扉は少しずつ開かれていくはずです。