無料のおすすめWeb会議システムを 目的別にご紹介！
コロナ禍以降、Web会議が浸透し、Webでの会議が増えたという方も多いのではないでしょうか？
もはやWeb会議は、企業に欠かせないものになっています。
ここでは、無料で利用できるWeb会議システムについて、目的別にご紹介いたします。
目次
Web会議システムとは？
Web会議システムとは、PCやスマホなどを用いて、遠隔地の相手とビデオ通話ができるサービスです。
コロナ禍以前はそれほど浸透していませんでしたが、コロナ禍をきっかけに普及を広げ、現在では広く利用されるようになりました。
「オンライン会議システム」「ビデオ会議システム」などと呼ばれることもあります。
Web会議システムに必要な機器は？
Web会議システムは、PCやスマホがあれば基本的にはOKです。
PCやスマホのカメラ・マイク機能で簡単につなげることができます。
ただし、大きな会議や大きなイベントで利用する場合などは、マイクスピーカーやマイク付きイヤホンなど、集音性の高い機器が必要となります。
Web会議システム無料版と有料版の違い
Web会議システムには、無料版と有料版があります。
無料版（無料プラン）は機能面で制限があります。
そのためビジネスシーンで利用する場合には有料版のほうがおすすめです。
たとえば「Zoom」の場合は、無料版においては、
- ミーティング時間は40分
- レコーディングはローカルのみ可能
- ホストは1名のみ
このような制限があります。
一方、有料版においては、
- ミーティング時間が最大30時間
- レコーディングはローカル・クラウド（5GBまで）で可能
- ホストは複数名で務めることが可能
また、有料版は専用サーバーを介して通信したり、SSLやAESで通信を暗号化することができ、情報漏えいや不正侵入を防ぐためのセキュリティ対策も万全です。
業務効率、セキュリティ対策が求められる企業の場合は、有料のWeb会議システムを利用することをおすすめします。
目的別おすすめWeb会議システム
Web会議システムのタイプは、大きく３つに分けられます。
- 会議や打ち合わせに適しているもの
- オンラインイベント向き（１対多人数）
- 商談やカスタマーサポート、採用面接など特定の業務に特化したもの
それでは、それぞれを目的別に詳しくみていきましょう。
①会議や打ち合わせに適しているもの
Web会議システムとしてよく使われているタイプのものです。
社内での打ち合わせや定例会議をはじめ、取引先や顧客との打ち合わせ、インタビュー取材など少人数の打ち合わせはもちろん、全国の支店をつないでの数百名規模の大規模な会議にも対応可能です。
会議や打ち合わせで使用されるタイプはおもに２種類あります。
- シンプルなタイプ
- 多機能なタイプ
それぞれについて見ていきましょう。
シンプルなタイプ
効率重視のタイプで、誰でも気軽に始めることができます。
「Zoom」「Goole Meet」が代表的です。
多機能なタイプ
会議の効率化はもちろん、より質の高い会議運営、会議業務の効率化も求めるのであれば多機能なタイプがおすすめです。
例えば、AIを用いた自動文字起こしが装備されているシステムであれば、議事録の作成をすることができます。
このほか、「RemoteMeeting」では、A Iが人の代わりに会議の進行をしてくれます。
また「Cisco WebexMeeting」では、YesやNoの質問に対して「○」や「×」など画面を前にして行なった動作がそのままデジタルのジェスチャーに変換される機能があります。
ボタンを押して回答する必要もなくスムーズに会議が進行します。
②オンラインイベント向き（１対多人数）
セミナーやイベント、研修、説明会や総会など、１対多人数でやり取りをする場合に適しているのがこのタイプです。
講師やファシリテーターが、スムーズに進行できるようサポート機能が搭載されています。
イベントは進行しつつも、参加者からの質問や意見も受け付けることができる、双方向コミュニケーションが実現します。
投票やアンケート機能が搭載されたものもあるので、より便利です。
無料のWebシステムで言えば、「YouTubeライブ」がライブ配信に特化しています。
このほか、有料にはなりますが、「Zoom」「Teams」のセミナー配信機能を活用すれば、オンラインイベントに適したサポートが受けられます。
③商談やカスタマーサポート、採用面接など特定の業務に特化したもの
企業同士の商談や顧客のカスタマーサポート、採用面接などといった特定の業務を効率よく進めたいときにおすすめなのがこのタイプです。
- 情報漏洩を防ぐためのセキュリティ重視
- メールやSMSで送った招待用URLからワンクリックで会議に参加できる
このような特徴があります。
採用面接で使用するのであれば、採用面接に特化したWeb面接システムがおすすめです。
応募者のフォロー、各種採用ツールとの連携、面接官同士の打ち合わせ機能、面接のリマインダー機能のほか、応募者情報のデーターベース化やWeb説明会の実施などといった便利な機能もあり、採用担当者の業務の効率化を図ります。
無料のシステムで言えば「LiveCall」がありますが、無料の場合、サービス内容が限られます。
商談やカスタマーサポートで使用するのであれば、オンライン商談ツールが適しています。
契約書の雛形をその場でファイル転送できたり、顧客管理システムや電子契約書と連携するなど、スムーズなコミュニケーションを図ることができます。
無料のWebシステムであれば、「クラウド商談どこでもSHOWBY」「Whereby」がありますが、無料の場合は、サービス内容が限られます。
まとめ
コロナ禍でテレワーク化が進み、Web会議も広く開催されるようになりました。
これにより、遠くにいても会議や商談がスムーズにできるようになり、業務の効率化も図られました。
本文で挙げたおすすめのWeb会議システムは無料ですが、オプションで有料にすることもできます。
有料オプションをつければ、サービスの幅が広がり、事業の効率化もさらに進みます。
完全無料で利用可能なWeb会議システムをお探しなら
「Jitsi Meet」「BIZMEE」がおすすめです。
また無料有料を問わずで言えば、以下がおすすめです。
【会議・打ち合わせ向け（シンプル型）】
「Zoom」「Google Meet」「letaria」「Whereby」
【会議・打ち合わせ向け（多機能型）】
「RemoteMeeting」「Cisco Webex Meetings」
【オンラインイベント向け】
「LiveOn」「Lite FreshVoice」「GoTo Webinar」
使用目的に適したWeb会議システムを検討してみてください。
