あなたは営業に向いている?営業に向いている人、向いていない人の特徴
現在のお仕事に不安や不満を抱いている人、この辺で一度立ち止まってご自分の適性について考えてみませんか?
現在、営業のお仕事をしている方のなかには、「全然契約が取れないし、私は営業に向いていないのかも」と思っていらっしゃる方もいるのでは?
また、全く違う仕事をしているけれども、ふと「私って営業向きでは?」と思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、営業職に向いている人の特徴についてご紹介いたします。
もしかしたら、あなたは営業向きかもしれませんよ!
目次
営業に向いている人はこんな人
営業に向いている人はこんな人!
あなたにはいくつ当てはまりますか?
- 人と接するのが好き
- 知らないことや分からないことはとことん調べる
- メンタルが強い
- 体力がある
- 相手の立場に立って物事を考えられる
- 数字が得意
3個以上☑が付いた方、営業に向いているといえます。
まず、人と接することが好きな人は、営業に向いています。
営業と一口にいっても、さまざまな手法がありますが、どれも共通して言えるのは、人と話をするという点です。
「知らない人と話すのが好き」「色んな人と話したい」このような方は、まさに営業が天職といえるでしょう。
そして、知らないことや分からないことをとことん調べるという方も営業向きです。
営業という仕事は、自分が扱っている商品の良さをお客さまに伝える仕事です。
商品の魅力をお客さまに伝えるためには、まずは商品についての理解を深めなければなりません。
なかには、これまで全く知らなかったこともあるでしょう。
それらをとことん調べて、自分のものにするという作業を楽しいと思える人は営業に向いているといえるでしょう。
営業というお仕事は、断られることも多い仕事です。
そのたびに、落ち込んでいたのでは次へと進めません。
何がいけなかったのか反省をすることは大切ですが、必要以上に落ち込まないことがそれ以上に大切です。
そういった意味では、へこたれないメンタルをもった人は営業で成功するでしょう。
メンタルと同時に、体力も営業には必要です。
お客さまとの交渉にも体力を使います。
それまでのプロセスにも体力が必要です。
相手の立場に立って考えられるということも営業にとっては重要なポイントです。
相手が何を欲しているのか、何を不安に思っているのか、相手の立場に立って考えることができる人こそ、良い営業ができるというものです。
数字に強い=目標を的確に設定し、計画的に実行できる力です。
営業にノルマは欠かせませんが、ノルマを達成するためには、1日に何人に会い、どのようなプロセスをこなせばよいのか。
具体的に数値化して、計画を進めていくことが必要になります。
営業に向いていない人はこんな人
上記のチェックリスト、あなたはいくつ当てはまりましたか?
☑がたくさんついた方で、まだまだ半信半疑な方もいらっしゃるでしょう。
そのような方のために、今度は営業に向いていない人のチェックもしてみませんか?
あなたはいくつ当てはまるでしょうか?
- できれば人と話したくない
- 失敗を引きずってしまう
- 行動する前に考えすぎてしまい、ついついフットワークが重くなる
- プライドが高すぎる
- 身だしなみに気を遣えない
先ほどもお話ししましたが、人と話をすることは営業には不可欠です。
「人と話すのが苦手」「できれば話したくない」という方は、営業には向いてないといえます。
失敗をひきずってしまう人=気持ちの切り替えが下手な人も営業には不向きといえます。
営業は、断られることも多々あります。
そのたびに落ち込んでいたのでは、次の営業に響きます。
「断られるのが当たり前」「失敗したけど、次がんばろう!」と思える人が営業に向いている人です。
営業は、とにかくフットワークの軽さが求められます。
お客さまから会いたいと言われたら、とにかくすぐに駆けつける。
このようにフットワークの軽さが、契約へとつながります。
営業に出る前には、しっかりと準備をすることも大切ですが、色々考えすぎて腰が重くなるのはいけません。
しっかり準備をしたら、フットワーク軽くお客さまの元へ駆けつける。
これが、良い営業マンのスタイルです。
プライドが高すぎる人も営業には不向きだといえます。
営業活動にあたっては、上司からの指示を仰ぎ、会社の方針に従って活動を行なうことが基本ですが、プライドが高すぎる人は、自分のやり方や考えに固執しすぎる傾向にあります。
このような方は、営業職に過剰なストレスを感じることが多く、営業には向いていないでしょう。
営業とは、人と会うのが仕事です。
身だしなみは最低限のエチケットです。
相手の方への敬意の表れでもあります。
何もおしゃれでなくても構いません。
他人から不快だと思われない程度の清潔感を大切にすることが重要なのです。
身だしなみに気を遣えない人も営業には不向きです。
あなたはどんな営業に向いている?
上記のチェックリストで、営業に向いていると実感したあなた。
営業といっても、さまざまな種類の営業があります。
ここでは、営業の種類別にどんな人が向いているかご紹介してまいります。
ルート営業
ルート営業とは、自社商品をすでに利用しているお客さまのところに定期的に訪問し、御用聞きを行なったり、新商品や新サービスをご提案する仕事です。
ルート営業で大切なことは、顧客との信頼を築くことです。
広く浅い付き合いよりも、狭く深い付き合いができる方におすすめです。
飛び込み営業
飛び込み営業とは、アポイントを取らず企業や個人宅を訪問して、自社商品やサービスを売り込むスタイルです。
飛び込み営業は、アポイントを取っていないのですから、タイミングも大切です。
タイミングが悪ければ門前払いを受けることもしばしばです。
メンタルが強い方でないと難しいかもしれません。
また人見知りの人にも不向きです。
初対面の方にでも積極的に懐に飛び込めるような方におすすめです。
企画営業
企画営業とは、商品やサービスの企画段階から携わるスタイルです。
市場のニーズをつかみ、イベントを仕掛けたり、顧客へ提案をすることにより、自社製品を広く世間に広めていきます。
企画営業は、多くの人と一緒に勧めていくことが多いので、他人と協力して仕事を進められる人、要領の良い人に向いているといえます。
コンサルティング営業
コンサルティング営業とは、お客さまの困りごとを解決するために行なう営業スタイルです。
簡単にいえば、業績が悪い会社の建て直しなどのお手伝いをする仕事です。
お客さまが何を求めているかを的確につかみ、その解決のためには何が必要かといった問題解決に向けての提案を行なっていきます。
経営者に提案を行なうことがほとんどなので、物おじしない方、会社経営について関心が高い方におすすめです。
ソリューション営業
ソリューション営業とは、お客さまが抱える問題に対して解決策を提案する営業のことです。
というと、「コンサルティング営業と何が違うの?」と思われるかもしれません。
経営そのものに切り込んでいくコンサルティング営業とは異なり、ソリューション営業とは、自社商品やサービスを活用することにより、顧客の問題解決に努める営業スタイルです。
例えば、売上管理・在庫管理に困っている顧客に、自社のオリジナルアプリを提案し、よりスムーズな売上管理・在庫管理を提案するといったことです。
ただ商品を売り込むだけでなく、その商品により顧客の問題解決につながる営業、それがソリューション営業です。
身につけたい営業のための能力はこれ!
ここからは、円滑に営業の仕事を進めるために、ぜひ身につけたい能力についてお話いたします。
営業職についたからには、結果を出したいですよね。
結果を出すためには、営業に必要な3つの能力が不可欠です。
コミュニケーション能力
営業は人と話すのが仕事です。
コミュニケーション能力は欠かせません。
特に、聴く力が重要です。
「話し上手は、聴き上手」という言葉がありますが、ここでいう「聴く力」は、「聞く力」ではありません。
「聴く=傾聴」
人の話に、耳を傾けしっかりと聴く力です。
相手の話をきちんと聴くことができれば、コミュニケーションもうまくいきます。
タイムマネジメント能力
これは、時間管理術です。
営業にとって、時間はとても大切なものです。
ノルマを達成するためには、効率よく時間を使わなくてはなりません。
1件の営業にかける時間、その準備に使える時間など、限られた時間を有効に使うためにはタイムマネジメント能力は必要不可欠なのです。
マーケティング能力
これは、商品を売るために立てる戦略を練る力のことです。
商品を売るためには、戦略が必要です。
いかに緻密に営業戦略を立てて、お客さまに売り込むのかという能力です。
まとめ
人にはそれぞれ向き不向きがあります。
ここでは、営業職にしぼって、どんな方が営業に向いているのかについてご紹介しました。
ここまで読み進めていただき、ご自身が営業に向いていると実感された方、ぜひ自信をもって「営業」という仕事に取り組んでいただきたいと思います。
営業は、人を幸せにできる仕事です。
営業に向いているあなたの腕で、多くの人を幸せにしてください。