YouTubeのショート動画のつくり方！活用方法をメリットデメリットと共にご紹介
YouTubeのショート動画が今熱い！
2021年７月から日本でも投稿できるようになったYouTubeショート。
現在多くのクリエイターがショート動画を投稿しています。
また、マーケティングの一環として導入する企業も徐々に増えてきました。
この記事を読んでいただいている方のなかでも、仕事に取り入れたいと思っている企業の経営者やマーケティング担当者もいらっしゃるのではないでしょうか？
ここでは、マーケティングの新たな方法として注目を集めているYouTubeショートについて、ショート動画のつくり方、メリット・デメリットについてもご紹介いたします。
目次
YouTubeショート動画とは？
YouTubeショートとは、2021年7月27日から日本でも利用できるようになったYouTube機能のひとつです。
YouTubeショートの特徴は、大きく２つです。
- 投稿できる動画は、もっとも長くて６０秒
- 端末を縦にした状態で楽しむ「縦動画」が可能
これまでYouTube動画は、横長の画面での視聴がメインでしたが、近年、パソコンよりもスマートフォンやタブレットといったモバイル端末で動画を楽しむ人がほとんどであることから、InstagramやTicTokなどにユーザーが集中しているという状況がありました。
その対策として誕生したのが、YouTubeショート動画なのです。
YouTubeショート動画のメリット・デメリットとは？
今注目のYouTubeショート動画ですが、もちろんメリット・デメリットはあります。
それでは、気になるYouTubeショート動画のメリット・デメリットについて見ていきましょう。
YouTubeショート動画のメリット
YouTubeショート動画のメリットは、４つあります。
①露出されやすい
YouTubeショートは、YouTubeが一番力を入れている機能です。
そのため、ショート動画を投稿すれば、露出されやすいというメリットがあります。
マーケティングに活用したい企業にとっては大変魅力的です。
②スキマ時間に見やすい
近年若い世代は、長い動画を避け、短い動画を好む傾向があります。
動画が長ければ長いほど、視聴数は少なくなります。
一方ショート動画は、最長６０秒なので、若い世代にとってもハードルが低く、気軽に見ることができます。
ちょっとしたスキマ時間に見てもらいやすくなるため、視聴数を稼ぎやすくなります。
③ショートなので動画作成に時間がかからない
これまでのYouTube動画は、クオリティが高いものが多く、凝った編集でないと視聴数を稼げなかったため、手間と時間がかかっていましたが、ショート動画の場合は、編集にかかる時間を大幅に短縮できるというメリットがあります。
④ほかのプラットフォームにも流用しやすい
YouTubeショート動画は、InstagramやTikTokと同じく縦長であるため、ほとんど調整することなく、そのまま流用しやすいというメリットがあります。
ショート動画を１つ制作すれば、３つのプラットフォームに投稿することができるので、実に効率的だといえます。
YouTubeショート動画のデメリット
次にYouTubeショート動画のデメリットについて見ていきましょう。
デメリットは、３つあります。
①ショート動画だけでは弱い
企業がマーケティングに活用するのであれば、ショート動画だけでは、情報が少なすぎるというデメリットがあります。
マーケティング目的であれば、ショート動画だけでは弱いため、まずはショート動画でユーザーの興味をひき、そこから少し長めの動画、WebサイトやECサイトへ誘導するという手法が必要です。
②概要欄が分かりにくい
動画から最終的に目的の媒体へユーザーを誘導しようと思えば、動画を補足するような説明や、WebサイトやECサイトへのリンクが貼ってある概要欄が必要です。
YouTubeショート動画には、この概要欄が分かりにくいという難点があります。
YouTubeショート動画の概要は、タップしてメニューを表示させ、そこから「説明」というメニューをタップすることによって確認することができます。
一度のアクションで概要欄が出ないため、概要欄をチェクしてもらいにくいという点がデメリットだといえます。
③視聴者の多くが若年層
YouTubeの視聴者の多くは若年層であるため、マーケティングの対象となる製品やサービスによっては、YouTubeショートは適していない場合もあります。
YouTubeショート動画の作成・投稿のポイント
YouTubeショート動画の作成・投稿のポイントは３つです。
- 9:16の縦長、60秒までの動画を作成
- タイトルに「＃shorts」を入れる
- 投稿する
動画は、YouTube内で手軽につくることもできますが、クオリティを追求したい方は、PowerDirectorといった別の編集ツールを使用することも可能です。
マーケティング目的でYouTubeショート動画をつくる際のポイント
企業がマーケティング目的等でショート動画をつくる場合のポイントは５つです。
①サムネイルにこだわる
サムネイルによって動画のクリック率は大きく異なります。
ユーザーに興味を持ってもらいたいのであれば、まずはクリックしてもらいやすいサムネイルにしましょう。
②はじめの５秒が勝負
はじめの５秒で全てが決まるといっても過言ではありません。
はじめの５秒で興味が持てるような内容にしましょう。
③成功している企業をお手本に
YouTubeショートのノウハウは、まだそれほど世の中に出回っていません。
出ていたとしても信ぴょう性は定かではありません。
それであれば、成功している企業をお手本にするほうが成功の確率は高いです。
④シンプルでテンポよく
ショート動画は、テンポと見やすさがポイントです。
シンプルでテンポの良いものが、分かりやすくて好まれます。
⑤欲張らない
１つのショート動画で伝えることは１つだけです。
あれもこれもと、欲張らないことが重要です。
まとめ
企業も注目しているYouTubeショート動画、さまざまなメリットもある一方、企業で取り入れるには、短いゆえの注意点もあります。
ユーザーの興味をひきたい一心で動画で遊びすぎてしまいブランドイメージを崩さないように気をつけなくてはなりません。
また動画が短すぎるため、良い部分だけを誇張しすぎて誤解を招かないように気をつけることも大切です。
編集に手間と時間がかからない分、たくさんアップしたくなりますが、質より量ではなく、クオリティも大切にしましょう。
そして常にユーザーの反応を改善につなげていくことで、うまくYouTubeショートをマーケティングに活用できるようになります。
まずは、成功している企業を参考にしながら、１本目のショート動画をアップしてみましょう。
