ひとりから始められる仕事8選！開業難易度や向き不向きもご紹介！
新型コロナウイルスの流行により、私たちの働き方も大きく変化しました。
在宅ワークが増え、出社しなくても仕事ができる環境も整ってきました。
また本社を東京から地方に移す企業も増えてきました。
このような時代の流れから、ゆくゆくは開業したいという夢を抱きはじめた方もいらっしゃるのではないでしょうか。
ここでは、ひとりからでも開業できる8種類の仕事をご紹介いたします。
ゆくゆくは開業したいと考えていらっしゃる皆さまは、ぜひ参考になさってください。
目次
開業するということ
開業とは、新しく事業を開始することです。
同じような意味合いの言葉で、起業という言葉がありますが、こちらは開業よりもやや組織的な意味合いが含まれます。
どちらかといえば、開業は個人事業主、起業は会社という意味合いが強いかもしれません。
開業するためのプロセス
開業するのは、実はとても簡単です。
開業するのに、免許や資格が必要な職種もありますが、そうではないかぎり、個人で開業するには、税務署に「個人事業の開業届出・廃業届等手続」という書類を提出するだけでOK。
これが受理されれば、めでたく開業完了ということになります。
ひとりから始められる仕事8選！
ある程度企業などでスキルや実績を積んだあと、開業するというのが、多くの人の開業のイメージではないでしょうか。
開業のよい点は、ひとりからでも始めることができるという点です。
まずはひとりで開業して、仕事が軌道に乗り、ひとりでは手が回らなくなってきたら人を雇い事業を大きくしていくというのが理想ですよね。
それでは、ここからは、ひとりで開業できる8種類の仕事をご紹介いたします。
①ITエンジニア
ITエンジニアには、プログラミングなどの専門的なスキルが必要です。
パソコンさえあれば、場所を問わず仕事ができるので、ひとりで開業しやすい業種です。
ただし、実績がないと依頼も来ない世界なので、企業である程度のスキルと実績を積んだあとの開業をおすすめします。
高いスキルは必要ですが、パソコンさえあれば自宅でも仕事ができるので、開業資金はそれほど必要ありません。
| 開業スキル | ★★★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★ |
②Webデザイナー
今やWebサイトで商品がどんどん売れる時代です。
Webデザイナーの需要は高いといえます。
Webデザイナーは、Webサイトのデザインを決め、実装まで行ないます。
HTMLやCSS、JavaScriptなどのプログラミング言語デザインのセンスも必要ですが、デザインセンスも問われます。
自ら営業して仕事を取ってくる営業方法と、SNS上で仕事を募集する営業方法の2種類があります。
| 開業スキル | ★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★ |
③Webライター
Webライターは、依頼を受けて記事を執筆する仕事です。
目的に沿った文章を分かりやすいまとめられる人が適しています。
パソコンさえあれば開業して仕事をすることが可能です。
Webデザイナー同様、自ら営業して仕事を取ってくる営業方法と、SNS上で仕事を募集する営業方法の2種類があります。
| 開業スキル | ★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★ |
④イラストレーター
イラストが得意な方、依頼に応じて魅力的なイラストが描ける方が向いています。
イラストレーターの場合は、クライアントの発注を受けて作成し納品するパターンと、自分の好きなイラストを描いてネット上に出品し、購入してもらうパターンがあります。
| 開業スキル | ★★★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★ |
⑤講師
自分が得意なことを人に教えて受講料をいただく仕事です。
趣味が高じて人に教えるまでになったという方も多い世界です。
教える内容によって形態はさまざまですが、開業の際、テナントを借りる必要がある場合と、オンラインなどでレッスンする場合があります。
テナントを自身で借りなくても、さまざまな講座を開講しているスクールを運営している会社もありますので、そちらに所属してレッスンを開くというのもひとつの方法です。
| 開業スキル | ★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★★ |
⑥美容系サロン
ネイリスト、美容師、エステティシャンなどといった美容系サロンも、オーナーひとりで開業できる業種のひとつです。
美容系サロンは、子育てをしながら自分のペースで行なうこともできるので、サロンに勤務して経験を積んだあと、開業する人が多いです。
技術さえあれば開業できるため開業を目指す人は多いのですが、いざ開業となると技術はもちろんですが、新規顧客を獲得したりリピーター客を増やすための戦略などを考えＰＲをすることが必要です。
経営センスも問われます。
開業費用はテナントを借りたりする必要があるので多くかかってきますが、自宅サロンなら開業資金を抑えることも可能です。
| 開業スキル | ★★★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★★★★★ |
⑦飲食店
カフェや居酒屋など飲食店を開業するのを夢見ている人も多いでしょう。
他店で料理の腕を磨いてという方もいれば、料理が好きだから・・・と飲食店の経験なしで開業する方もいらっしゃいます。
料理の腕は必要ですが、経営スキルも必要になります。
飲食店の場合は、テナントを借りなければなりませんので、初期費用が多くかかるうえに、毎月の維持費も必要になります。
開業前に、綿密な経営計画を立てておきましょう。
| 開業スキル | ★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★★★★★ |
⑧配送業
コロナ禍でネットショッピングが増えたため、現在特にニーズが高いのが運送業です。
軽貨物の配送であれば、軽車両1台あれば始められるため、比較的手軽に始められます。
出来高制なので、稼ぎたいときにはしっかり働き、まとめて休みたいときは休むという働き方も可能です。
配送業者と委託契約をしておくとよいでしょう。
| 開業スキル | ★ |
|---|---|
| 開業費用 | ★★ |
開業に向いている人、向いていない人
ひとりで開業すると、自分ひとりで何もかもしなければなりません。
自分で目標を立てて、それに向かって黙々と取り組める方、現状で満足せずに成長意欲が高い方が、開業に向いています。
開業すると自分で仕事を取ってこなければなりません。
また報酬の交渉や仕事の打ち合わせなども自分ひとりで行ないます。
コミュニケーション能力が必要ですので、人と話をすることが苦手な方は開業には不向きかもしれません。
またひとりで開業するとなると、事務処理なども自分で行わなければなりません。
役所や税務署などへの書類提出や、その他の雑務などもたくさんあります。
面倒くさいことは後回しにしてしまう性格の方は、なかなか開業は難しいかもしれません。
まとめ
開業するにあたっては色々と準備が必要です。
そのひとつに、開業しようとしている職業のスキルの問題があります。
開業して自分の腕1本で稼げる自信がない内は、開業は見送った方が賢明です。
会社勤めをしながら、まずは副業で様子を見て、開業しても仕事を取ってこれるだけのスキルが身に付けば、自然と開業する自信もつくことでしょう。
まずは副業から始めて、副業の収入が安定してから開業しても遅くはありません。
まずは、実績をつくることから始めてみるのもいいですね。
