法人にとってメリットも多いAmazonビジネスとは?Amazonビジネスの始め方!
日本で5,000万人の人が利用する通販サイト「Amazon」。
Amazonには、いろいろなサービスがあります。
「Amazonプライム」や「Amazonプライムビデオ」などを活用している方も多くいらっしゃることでしょう。
そんななか、最近頻繁に耳にするのが「Amazonビジネス」です。
気になっている方も多いのではないのでしょうか?
ここでは、「Amazonビジネス」についてご紹介いたします。
目次
Amazonビジネスの概要
Amazonビジネスとは、ひと言で言えば、法人や個人事業主向けのサービスのことです。
法人や個人事業主のみが利用できるサービスであるということで、通常のAmazonとは異なる点がいくつかあり、これらはAmazonビジネスのメリットといえます。
Amazonビジネスのメリット
- 個人向けアカウントよりも安く購入できる
- まとめ割がある
- 請求書払い、法人用クレジットカード払いなど支払い方法の選択が可能
このようにAmazonビジネスには、法人にお得な特典があるのです。
これらは、Amazonビジネスのメリットですが、デメリットもあります。
Amazonビジネスのデメリット
- BusinessプライムはAmazonプライムのサービスの併用はできない
- 無料会員は2,000円未満の購入に送料がかかる
Amazonビジネスには無料会員と有料会員がある
Amazonビジネスには、無料会員と有料会員があります。
無料会員は、「Amazonビジネス」、有料会員は「Businessプライム」が利用できます。
この2つ、どこが違うのでしょうか?
上記に挙げたメリットは同じですが、「Businessプライム」は、これらのメリットに加え、以下のサービスが加わります。
- お急ぎ便や時間指定便の利用が可能
- 購買分析機能が利用できる
- グループでアカウントを共有することができる
御覧のように、有料会員になるとさらにお得にAmazonビジネスを利用することができるようになるのです。
Businessプライムの5つの料金プランについて
それでは、Businessプライムの5つの料金プランについて見ていきましょう。
Duoプラン
年会費:2,450円(税込)
登録可能ユーザー上限:1人
購買分析機能の利用:不可
購買コントロールの利用:不可
Essentialsプラン
年会費:4,900円(税込)
登録可能ユーザー上限:3人
購買分析機能の利用:3参照者
購買コントロールの利用:可
Smallプラン
年会費:13,500円(税込)
登録可能ユーザー上限:10人
購買分析機能の利用:1設定者、10参照者
購買コントロールの利用:可
Mediumプラン
年会費:37,800円(税込)
登録可能ユーザー上限:100人
購買分析機能の利用:1設定者、100参照者
購買コントロールの利用:可
Unlimitedプラン
年会費:270,000円(税込)
登録可能ユーザー上限:上限なし
購買分析機能の利用:2設定者、100参照者
購買コントロールの利用:可
Businessプライムのメリット・デメリット
Amazonビジネスは、法人にとって多くのメリットがあることはお分かりいただけたと思いますが、Amazonビジネスのなかでも有料会員であるBusinessプライムには、どのようなメリットがあるのでしょうか?
見ていきましょう!
Businessプライムのメリット
Businessプライムのメリットは以下のとおりです。
- お急ぎ便や日時指定便だけでなく通常配送も無料になる
- 複数ユーザーで利用できるようになる(Essentialsプラン以上のみ)
- 承認機能を設定できる
- 累計購入割引が利用できる
無料会員は2,000円以上でなければ送料無料になりませんが、Businessプライム会員になれば、1点のみ、少額のみの購入でも送料が無料になります。
また無料会員は、複数ユーザーでの共有はできませんが、Businessプライム会員は複数ユーザーでの共有が可能です。
社内や部署内でのアカウント共有が可能になるので大変便利です。
承認機能の設定ができるというのもBusinessプライム会員ならではのメリットです。
承認機能とは、ユーザーが商品を購入する際に承認を得なければ購入できない機能です。
これにより、商品や個数をダブルチェックすることができるので、発注ミスを防ぐことができます。
またBusinessプライム会員になれば、過去12か月間に購入した数量が一定数を超えれば対象商品が割引されるというサービス「累計購入割引サービス」も利用できるようになります。
定期的に購入する商品がある場言いには、大変メリットの大きなサービスです。
Businessプライムのデメリット
それでは、Businessプライムのデメリットも見てみましょう。
- マーケットプレイス商品は送料無料対象外
- プランによってサービスの利用制限がある
Businessプライム会員は、購入金額に関係なく送料無料であると前述しましたが、Amazonが管理している商品のみが対象です。
Amazonに掲載されている商品のなかには、出品者が直接発送するマーケットプレイス商品があります。
これに関しては、送料無料の対象外となるため注意が必要です。
「あわせ買い対象商品」も購入総額が2,000円以上でなければ送料無料にはならないのでご注意ください。
Businessプライムには、前述のように5つのプランがあります。
それぞれ年会費が異なり、何会費が安いプランはサービスが制限されています。
アカウント共有ができるユーザー数も異なりますので、アカウント共有したい人数が多いのであれば、年会費の高いプランに加入することが必要です。
個人事業主がAmazonビジネス無料会員になる方法
法人はほとんどの場合、提出は必要ありませんが、個人事業主は、以下の書類が必要となります。
- 開業届
- 過去2年以内の確定申告B
- 過去2年以内の所得税青色申告承認申請書
- 過去2年以内の所得税青色申告決算書
Amazonビジネスには無料会員であっても審査があります。
とはいえ、住所や会社名を確認するためだけの審査なので、審査落ちすることはありませんが、確認が十分でなかった場合には、法人の場合でもまれに提出を求められることがあります。
まとめ
コロナ禍もあり、私たちの生活に今や欠かせない存在になったAmazon。
パソコン操作だけで最短当日商品が届くという手軽さは、事業をしている人にとっては大変便利で快適です。
法人・個人事業主の方は、ぜひ一度ご検討なさってみてはいかがでしょうか?