メルカリで副業はあり?なし?メリット・デメリットも含めて徹底解説!
スマートフォンが1台あれば、簡単に始めることができるメルカリ。
今や「不用品があれば、捨てるよりメルカリで売る!」という人も多くなってきました。
このように、メルカリは、誰もが簡単にお小遣いを稼げる便利なツールになっています。
なかには、「えっ!!こんなものがこんなに高値で!?」とびっくりする値段で売れることもあります。
誰かのいらないものは、誰かにとって必要なものである。
というのが、メルカリの特徴です。
そんなメルカリの特性を活かして、メルカリを副業にする人も増えています。
近年、働き方改革の影響で、副業を許可する企業も増加しているため、副業を検討する人も徐々に増えています。
ここでは、そもそもメルカリは副業になるのか?
どのようなメリット・デメリットがあるのかなどについて徹底説明したいと思います。
目次
メルカリの仕組みについて
ここまで私たちの生活に浸透しているメルカリなので、多くの方がご存知だとは思いますが、まだメルカリを使ったことがない方のために、メルカリの仕組みについて簡単にご紹介いたします。
メルカリとは、個人同士でモノの売買が簡単にできるフリマアプリです。
不用品などに自身で値段をつけてアプリ上に出品します。
出品された商品を欲しいと思った人は、簡単にアプリ上で購入手続きを行なうことができます。
出品した商品が売れた場合、出品者は、匿名配送で買い手に送ることができます。
なので、売り手買い手ともに、お互いがどこの誰かが相手に知られることなく、手軽に売買ができるというわけです。
現在、メルカリでは幅広いジャンルのアイテムが出品されています。
利用者数は、2,000万人を超えているということで人気の高さが伺えます。
メルカリは副業になる?
不用品をメルカリに出品して、若干の儲けを手にすることは、副業とは結び付かないイメージかもしれませんが、商品を安く仕入れて儲けを上乗せして、メルカリに出品し、利益を得ることは、副業に該当するのでしょうか?
副業となれば、確定申告が必要になってくるのでしょうか?
ここでは、このことについて詳しくご説明してまいります。
目的によって副業になる?
そもそもメルカリは、不用品の誰かに安く譲って使ってもらおうという不要品処分が目的のフリマアプリです。
「不用品処分」が目的の場合、売上は非課税となります。
よって確定申告は必要ありません。
ただし、1回あたりの取引金額が30万円を超える場合は、いくら不用品処分が目的といえども、非課税にはなりません。
課税対象となり、確定申告が必要となりますのでお気をつけください。
これに対して、安く商品を仕入れて、利益を乗せて出品し、儲けることを目的をした場合は、副業になる場合があります。
副業になるかどうかの判断の基準は、「商品の出品を繰り返し継続しているか」という点です。
新たに商品を仕入れて儲けを上乗せして販売している場合は、営利目的とみなされるので、確定申告の対象となります。
メルカリ副業は、会社にバレる?
不用品をメルカリで処分している場合は、非課税になるので確定申告は必要ありません。
確定申告がなければ、誰かが言わないかぎり、会社にバレることはまずありません。
しかし副業としてメルカリでの儲けが年間に20万円以上ある場合は、確定申告が必要となります。
そうすれば、会社にバレてしまう可能性があります。
副業で稼いだ所得と会社での所得を合算した額を基準として、翌年の住民税が計算されるからです。
しかしながらこれを防ぐ方法はあります。
確定申告の際に、所得税の支払いを「普通徴収」選択することです。
普通徴収であれば、個人宛に納税書が送られてきます。
よって会社に通知はいかないため、バレることはないでしょう。
所得税の支払いを「特別徴収」にしてしまうと、会社に通知が届くので、副業が会社にバレてしまいます。
メルカリを副業したときのメリット
メルカリ副業の一番のメリットは、誰でも簡単に始められるという点です。
特別なスキルはいっさい必要ありません。
スマホ1台あれば、すぐにでも始められます。
出品も1個から可能なので、たくさん仕入れて在庫を抱えるということもありません。
スキマ時間を使って簡単な操作でできるので、本業が忙しい人でも取り組みやすいのもメリットといえます。
メルカリで副業するデメリット
メルカリ副業には、メリットばかりではありません。
デメリットもあります。
メルカリは不要品を処分する目的でつくられたアプリなので、短時間でたくさん稼ぐことには向いていません。
なかには、人気の商品を買い占めて市場よりかなりの高値で売る「転売ヤー」もいますが、モラルに反することなので、絶対にしないようにしましょう。
メルカリでは、幅広い商品が売られていますが、なかには、マスクや現金、チケットなど出品を制限されている商品もあります。
これに気づかずに出品していると、規約違反になり、アカウントを凍結されることもあります。
自分が扱う商品は、規約に触れないかどうかは常に気を付けておきましょう。
またメルカリには、値引き交渉のシステムもあります。
そのため、しつこく値下げをお願いしてくるユーザーもいます。
そのようなユーザーとのやり取りは時間を取られ、少々手間がかかるので、デメリットといえるかもしれません。
まとめ
メルカリは、自分が不要になったものを手軽に処分でき、しかも売上金も手に入るという大変便利なフリマアプリです。
上手に活用すれば、副業として成り立ちます。
ただし、短時間にガッツリ稼ごうという人には向いていません。
スキマ時間にお小遣い稼ぎ程度に・・・という方には最適です。
ただし、確定申告が必要になる場合もありますので注意しましょう。
「この春から、副業が認められるようになった」という人もいらっしゃるでしょう。
何かしたい・・・と思っている人は、まずは簡単にできるメルカリで副業をはじめてみるのも良いかもしれません。