お金を貯めたい！老後に備えたい！そんなあなたに知って欲しいお金の育て方！
「生涯にわたってお金では苦労したくない」
「お金の心配をすることがない老後を送りたい」
ほとんどの皆さんがそう思っていらっしゃることでしょう。
そんなあなたに、今日は、老後に備えるために知っておいて欲しいお金の増やし方についてご紹介いたします。
目次
お金に困らない老後のための方法
「老後の資金をためたい！」
それなら毎月コツコツと貯金を！！
それもいいと思いますが、少し大変な気もしますよね。
そこで知って欲しいのが、お金を育てるという方法です。
「お金を育てる？？？」
お金に水をやったり肥料をやったりしても育ちませんよね。
それでは、どうすればお金は育つのでしょうか？
ズバリ！！
投資信託です。
投資信託とは
「投資信託って投資でしょ？投資はリスクがあるから怖い！」
こんな風に思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。
投資信託とは、投資家から集めたお金をひとつの大きな資金としてまとめ、運用のプロが株式や債券などに投資・運用する金融商品のことです。
運用によって得た利益が、投資額に応じて分配される仕組みになっています。
集めた資金の投資先については、投資信託のプロが行ないます。
つまり、投資初心者でも少ないリスクで安心して任せられる商品なのです。
銀行預金ならほとんど利子はついてきませんので、お金は育ちません。
しかしながら、投資信託であれば、貯蓄のような感覚で毎月積み立てれば、育ってくれるのです。
毎月1000円から積み立てるタイプの投資信託もありますので、投資初心者でも安心です。
投資信託の種類
それでは、実際に投資信託にはどのようなものがあるのか見てきましょう。
iDeCo（個人型確定拠出年金）
iDeCoは、毎月積み立てたお金を自分で運用し、60歳以降に年金として受け取る制度です。
iDeCoのメリットは、毎月の掛け金が全額所得控除できるという点です。
つまり税金がかかりません。
また、積立期間中に運用して得られた利益についても税金がかからないのです。
そのうえ、年金で受け取る場合には、公的年金等控除が、一時金で受け取る場合には、退職所得控除の対象となります。
将来の老後の資産も貯めながら、税制優遇を3つも受けることができるのです。
つみたてＮＩＳＡ
つみたてＮＩＳＡ（少額投資非課税制度）は、年間40万円までの投資信託の積立投資で得られた利益にかかる税金を最長20年にわたって非課税にできるという制度です。
投資によって得た利益にかかる税金は、20.315％です。
つみたてＮＩＳＡであれば、この税金がかかりません。
つみたてＮＩＳＡのメリットは、これだけではありません。
- 金融庁の厳しい基準を満たした投資信託で積み立てができる
- 購入時手数料が無料
このため、投資初心者でも安心して資産形成に取り組むことができるのです。
投資信託でお金はどのぐらい育つ？
「投資信託っていってもそれほどは増えないでしょ。」
このように思っている方も多いことでしょう。
ここでは、投資信託でお金がどのぐらい育ってくれるのかについてご説明したいと思います。
35歳の方が、老後のために60歳までに1300万円貯めるという目標をもっているという設定で、貯蓄をした場合と投資信託の場合ではどうお金が育っていくのかを比べてみましょう！
貯蓄の場合
３５歳から貯蓄をスタートさせて６０歳まで２５年あります。
毎月4万円を２５年間欠かさず貯蓄するとします。
ご存知のように銀行の利子は低いです。
キャンペーンなどで年利0.2％や0.3％などの場合でも100万円を1年間預けて2000円や3000円ほどです。
年利率0.3％として計算してみると、10年貯蓄して480万円貯蓄できます。
これを1年間預けてやっと1万4千400円の利子が付きます。
20年貯蓄すれば960万円貯蓄できます。
これを１年間預けると2万8千800円の利子が付くことになります。
25年貯蓄して60歳になれば、1200万円貯蓄できます。
利子は、3万6千円です。
25年コツコツと貯蓄をしても、目標の1300万円には到達できていません。
投資信託の場合
では、投資信託の場合を見ていきましょう。
毎月3万円を投資信託（年利率3％の複利運用）の積立を25年続けるとします。
60歳になると、約1338万円になります。
3万円を25年（300ケ月）なので、元金は900万円です。
400万円以上の利益が出たことになります。
しっかりと成長してくれています。
まとめ
「お金の心配をすることなく、安定した老後を過ごしたい」
そのようにお考えの方は、現在どのようにして老後に備えようかと悩んでいらっしゃることでしょう。
今回ご紹介した投資信託が、あなたの明るい老後への扉を開いてくれるかもしれません。
お金に困らない人生を送っている人は、働いてお金を稼ぎつつ、稼いだお金を育てることにも力を注いでいます。
子育てが終わったやれやれと思っている皆さんも、今度はご自分の老後のために、お金を育ててみませんか。
ただし、お金を育てるためには、税制改正なども大きく影響してきます。
経済ニュースなどで、ときどきは情報収集したり、お金のプロの相談したりして、ご自身の知識も増やしてみてください。
あなたのお金をより大きく育てるためには、育てるあなた自身のお金に対する知識を増やして成長する必要があります。
あなたもお金も大きく成長して、豊かな人生を歩んでください。
