ガス代も上手に節約したい!電気とガスの併用でこんなにお得に!
ガス代の請求額を見て、「えっ!!こんなに使ったっけ?」と驚いた経験ありませんか?
特に意識せずにガスを使っていると、知らず知らずのうちに高額になっていることがあります。
ご家族が多ければ多いほど、お湯を頻繁に沸かしたり、冬場はガスストーブの使用などで、高額になりがちです。
「でも必要なものだから仕方がないよね」と諦めてしまうのは、ちょっと待ってください。
実は、ガスと電気を併用することで、お得になる方法があるのです。
ここでは、電気とガスの上手な使い分け術についてご紹介いたします。
目次
みんなのガス代はどのぐらい?
自分が支払っているガス代は、果たして高いのか安いのか?
きっと皆さん、他の方に聞いたことはないですよね?
みんなのガス代はいくらなのか?
気になりませんか?
2022年度の総務省統計局「家計調査」によると、2人以上の世帯の光熱費にかかる費用の平均は、19,317円で、内訳は、電気代12,678円、ガス代5,232円、他の光熱費1,407円となっています。
すべて電気で賄っているというご家庭もあれば、ガスと併用しているご家庭もあると思います。
このように使用の割合や家族の人数によっても、金額は家庭ごとに異なります。
上記に挙げた光熱費の料金は、参考までに留めておいてください。
プロパンガスと都市ガスの違いとは?
プロパンガスと都市ガス、皆さんはどちらを使っていますか?
プロパンガスはガスボンベにより供給されるのに対して、都市ガスはガス管から供給されます。
一般的にプロパンガスと都市ガスを比較すると、公共料金になっている都市ガスのほうが価格が安い場合が多いのですが、プロパンガスは自由料金であるため、会社によって価格が異なります。
都市ガスが通っていない地域もありますので、そのような地域のお住まいの方は、ガス会社を選ぶ際に、何社かを比較するのも良いですね。
また震災後の復旧が速いのは、プロパンガスです。
都市ガスに比べ、配管が短いので点検が簡単に済むため、スピーディーに普及することができます。
次に燃料についてみていきましょう。
プロパンガスは、プロパンやブタンといった液化石油ガスが燃料です。
一方、都市ガスは、メタンが主原料の天然ガスです。
どちらも海外からの輸入に頼っています。
火力については、プロパンガスは都市ガスの2倍以上の熱量があるので、火力が強いという特性があります。
つまり、プロパンガスのほうが都市ガスよりも早くお湯が沸かせるということです。
プロパンガスと都市ガスを比較すると、このような違いがあります。
今すぐできる!場所別ガス代節約の方法
それでは、実際にガス代を節約する方法についてご紹介しましょう。
すぐにでも実践できる内容ですので、ぜひ試してみてください。
ガスを使用する場所によって、節約方法も異なりますので、場所別に見ていきます。
お風呂編
お風呂でガス代を節約するポイントは、5つです。
- 浴槽に貯める水の量を減らす
- お湯を沸かした後は、お風呂のふたを閉じておく
- 追い炊きの回数をできるだけ減らす
- シャワーのお湯を出しっぱなしにしない
- 節水シャワーヘッドを使う
これらは、水道代を節約することにもつながります。
実践することにより、ガス代と水道代の両方を節約することになり一石二鳥です。
台所編
台所での節約のポイントは、3つあります。
- 料理の際、ひとつの鍋でできるものは一度に行なう、落し蓋をするなど時短の工夫を行なう
- ガスコンロの炎は中火にする
- お湯を沸かす際に大きめの鍋を使用する
なべ底が大きいと炎が当たる面が広くなるため、熱の無駄がなく、ガス代の節約になります。
これらのことに少し気を付けるだけでも、ガス代の節約につながります。
ぜひ実践してみてください。
ガスと電気の併用で、ガス代を節約!!
それでは、そろそろ本題にまいりましょう!
ガス代と電気代の併用で、ガス代を節約することができます。
ポイントは、ガス・電気それぞれの得意分野を上手に活用するということです。
お料理の際の使い分け
お湯を沸かすときには、あなたはガスと電気どちらを使いますか?
お湯を沸かす際には、お湯の量によってガスと電気を使い分けることをおすすめします。
少量なら、電気ケトル、量が多いならガスという風にです。
またお湯を電気で沸かす場合には、電気料金の安い時間帯に沸かすと電気の節約につながります。
このほか、野菜の下茹でをする場合などは、電子レンジを使用しましょう。
ガスコンロの場合、①お湯を沸かす ②茹でる といった2つのステップが必要になります。
結果、熱量を多く使うことになります。
これを電子レンジに任せることで時短になりガスの節約になります。
また水溶性の栄養分だと茹でることによって栄養が逃げてしまいますが、電子レンジなら、栄養分も逃げることがないので、栄養面から見てもおすすめです。
生活の際の使い分け
寒い冬、あなたは暖房器具は何を使っていますか?
自分が普段使用している暖房器具は、どのぐらいランニングコストがかかっているのだろう?
気になりませんか?
それでは、暖房器具別に、1時間あたりのランニングコストを見てみましょう。
ガスファンヒーター | 約12.4円(ガス代+電気代) |
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電気ヒーター | 約37.2円(電気代) |
エアコン | 約19.4円(電気代) |
石油ファンヒーター | 約8.0円~33.0円(灯油代+電気代) |
電気ストーブ | 約27.9円(強)、約14円(弱) |
こたつ | 約3.7円(強)、約2.3円(弱) |
ホットカーペット | 約10.4円(強)、約7.1円(中) |
こたつやホットカーペットは、ご覧のようにランニングコストが安いことが分かりますが、部屋の広さや、すぐに温めたい、足元だけ温めたいなどといった用途によっても、適している暖房器具は異なります。
これらを参考に、用途や部屋の広さによって使い分けると良いですね。
まとめ
ガス代の節約は、日常生活の小さな工夫の積み重ねがポイントです。
お風呂の蓋を秘める、追い炊き回数を減らすなど、まずは身近なところから始めてみてください。
これらが習慣化することにより、無理なくガス代を節約できるようになります。
ガス会社によって料金も異なりますので、何社か比較して決めるのも有効です。