転売初心者必見！転売のコツを伝授いたします！
「転売で数万円稼いだ。」
「転売は楽に稼げる！！」
「初心者でも転売のコツさえつかめば稼げる」
「転売すれば捕まる」
転売に関してこのようなことを耳にしたことがある方も多いと思います。
ここでは、果たしてこれらの情報は本当なのかについてご紹介するとともに、転売のコツについてご紹介いたします。
目次
転売に関するさまざまな情報は本当か？
冒頭で、転売に関するさまざまな声をご紹介しましたが、これらは果たして本当なのでしょうか？
まずは転売に関する情報について本当かどうか見ていきましょう。
転売は違法行為？
転売自体は違法行為ではありません。
違法でないにも関わらず、時々ニュースに上がるのは、法律に抵触するような販売方法をしている人がいるからです。
取り扱う商品によっては違法になるものもあります。
また販売するための資格や許可証が必要な場合もありますので、注意が必要です。
転売は儲かる？
転売は、いかに安く仕入れて高く売るかというビジネススタイルです。
利益＝販売価格―仕入れ価格
なので、仕入れ価格が安ければその分利益は高くなります。
楽に稼げるビジネスはありませんので、楽には稼げませんが、利益が見込めるビジネススタイルではあります。
転売に必要な免許があるって本当？
これについては、本当です。
国内において転売をする場合、古物商許可証が必要になります。
これは、警察署から発行されるもので、中古品を国内で仕入れてビジネスをしても良いと許可を受けたものです。
古物商許可証がないと、中古品を仕入れることはできません。
ということは、仕入れができないので、転売が成り立ちませんよね。
ここでひとつの疑問が浮かびませんか？
「ん？中古品？私は新品を仕入れるから、古物商許可証なくても大丈夫！」
実は、新しい商品を店舗から仕入れたとしても、仕入れた時点で中古品扱いになるのです。
たとえ、新品を転売で販売する場合においても、許可証は必要となってくるのです。
ただし、自身の所有している商品もしくは、海外から仕入れた商品を転売する場合には、許可証は必要ありません。
転売で気を付けなければならない点とは？
転売ビジネスは違法ではないと前項でご紹介しましたが、時折「転売で捕まった」というニュースを耳にします。
これは、法律に抵触する転売を行なったからです。
下記のような転売は、法律違反になるので気を付けてください。
チケット販売
以前は、転売OKであったチケット転売ですが、現在では、イベントやコンサートの入場券、観覧券、乗車券など「チケット」と呼ばれるものの転売はNGです。
チケットの転売は「チケット不正転売禁止法」に抵触します。
違反した場合は、1年以下の懲役か100万円いかの罰金、もしくはその両方が科せられることもあります。
偽ブランド品
偽ブランド品は、商標権、意匠権などの特許を侵害している商品です。
そのため、販売すると商標法違反に問われます。
これにより、5年以下の懲役、または500万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。
違法性が高いと判断されれば、10年以下の懲役、または1000万円以下の罰金、もしくはその両方が科せられます。
場合によっては、詐欺罪に問われることもあります。
自身は、本物だと思って販売していた場合でも、繰り返し販売していた場合には、「偽物だと知って販売していた」とみなされることもありますので、ご注意ください。
仕入れ値があまりにも安い、出所がどこだか怪しい・・・などといった場合は控えた方がよさそうです。
販売権のない商品
これに当たるのが、お酒やたばこなどです。
許可なくお酒を転売すると、酒税法違反になります。
1年以下の懲役か50万円いかの罰金が科せられてしまいます。
医療機器なども要注意です。
医療メーカーや資格をもった方でないと転売できません。
衛生商品
コロナ禍では、マスクや消毒用のアルコールの入手が困難であったため、これらの転売が禁止されていました。
このように国の情勢によって、転売が禁止される商品も出てきます。
新たに商品を扱う場合には、法律上の問題がないかどうか確認する必要があります。
ちなみに現在は、マスクと消毒用アルコールの転売禁止は解除されています。
無在庫転売
無在庫転売とは、商品の注文を受けてから商品を仕入れるという転売方法です。
在庫を抱えるというリスクがないので効率的であるような気がしますが、プラットフォームによっては無在庫転売を正式に認めていないところが多くあります。
ちなみにAmazonでは、無在庫転売そのものは禁止はされていませんが、注文が入ってから、ほかのサイトや小売業者から仕入れて販売することは禁止されています。
ただし、メーカーや卸売業者から購入者へ直接商品を贈る「ドロップシッピング」は認められています。
メルカリとヤフオクは、無在庫転売を禁止しています。
一方、BUYMAは無在庫転売が認められています。
転売で稼ぐコツとは？
上記に挙げたようなことに気を付けていただきながら転売をしていただければ、利益を得ることができます。
しかしながら、なかなか利益が出ない・・・という方もいらっしゃるでしょう。
そのような方は、転売のコツがつかめていないのかもしれません。
転売で稼ぐコツは4つです！！
- ニーズの高い商品を売る
- 仕入価格を抑える
- 利益率の高い商品を取り扱う
- 回転率の良い商品を仕入れる
おすすめは、１年を通してニーズのある回転率の良い商品です。
回転率が高ければ、在庫を抱えるということもありませんし、安定した売り上げが見込めるので、キャッシュフローが良くなります。
また仕入れ先も重要です。
少しでも安いところから仕入れるようにしましょう。
上記の4つのコツを抑えるために必要なのは、リサーチです。
しっかりとリサーチを行なうことで、安定した利益を上げられる転売ビジネスと確立することができるようになるでしょう。
まとめ
転売ビジネスについて、これまで何か後ろめたい気持ちをもっていた方もいらっしゃるかもしれませんが、この記事を読んでいただいた皆さまは、転売ビジネスは、れっきとした正当なビジネスであるということがお分かりいただけたことでしょう。
転売を始める際のポイントは、2つ。
- 法律に触れない商品であるか
- 利益を出すことができる商品であるか
この2つのポイントを抑えて、転売ビジネスを成功させてください。
