これで上手くいく!プレゼンの構成の立て方と進め方!
あなたはプレゼンが得意ですか?
苦手、どちらかというと苦手・・・
そう答えた方は、ぜひ読み進めてください。
ここでは、うまくいくプレゼンの構成の立て方と進め方についてご紹介いたします。
目次
良いプレゼンとは?
皆さま、このようなプレゼンをどう思いますか?
- 資料をただ読んでいるだけのプレゼン
- 説明が回りくどいプレゼン
- だらだらと話して要点がつかめないプレゼン
- 結論までの話の展開がスムーズでないプレゼン
いかがでしょうか?
そうです!
あまり良くないプレゼンです!!
それでは、良いプレゼンとは?
- 内容がまとまっていて分かりやすい
- 伝えたいことがはっきりしていている
- 資料はシンプルで見やすい
- 結論までスムーズに流れていくので内容が入ってきやすい
- 聞く人の立場や目線に寄り添う伝え方をしている
このように、聞き手に伝えたいことの主旨が、きちんと明確に伝わりやすいプレゼンが良いプレゼンだといえます。
それでは、どうすればこのような良いプレゼンができるのでしょうか?
次項で見ていきましょう。
プレゼンの構成について
プレゼンは構成が命といっても過言ではありません。
「聞く人の気持ちに寄り添いつつ、導入からいかにスムーズに結論へと導くことができるのか」がポイントとなります。
ここからは、プレゼンの構成の立て方について見ていきましょう。
プレゼンの構成には、3つの方法があります。
- 序論・本論・結論
- PREP法
- DESC法
それぞれの方法を詳しくご説明いたします。
序論・本論・結論
「序論→本論→結論」と組み立てる、もっともポピュラーな構成方法です。
序論とは、プレゼンの導入部分のことです。
プレゼンのテーマや目的について話します。
序論で聞き手の興味を惹き付けることができれば、プレゼンを最後まで聞いてもらえる確率がぐんと上がります。
本論では、プレゼンでもっとも伝えたいことを話します。
データやグラフなどをうまく活用しながら、プレゼン内容が、いかに聞き手のメリットになるかとしっかりと示していきます。
プレゼンのまとめ部分が、結論です。
序論で伝えたプレゼンのテーマや目的について再度話すことで、改めてこのプレゼン内容の必要性を再認識してもらいプレゼンと締めます。
PREP法
PREP法とは、プレゼンのポイントの頭文字をつなげたプレゼンテクニックの名称です。
P=Point:プレゼンの結論
R=Reason:プレゼンをする理由
E=Example:具体例
P=Point:再度結論を伝え、締める
PREP法の一番のポイントは、一番伝えたいことを先に伝えるという点です。
それにより、聞き手は「どうして?」「その根拠は?」とプレゼン内容に興味をもってくれます。
その聞き手の要望に応えるように、理由や根拠を説明していくのです。
一番、聞き手の心理に寄り添った構成方法であります。
DESC法
DESC法は、問題解決型のプレゼンの構成方法です。
PREP法同様に、プレゼン構成のポイントの頭文字をつなげた名前になっています。
D=Describe:客観的な事実や状況を示す
E=Express:先に示した客観的な事実や状況に対して主観的な意見を述べる
S=Suggest:解決策・対処法を提案する
C=Consequence:解決策・対処法によって得られる結果を説明する
例えば、
D「オンラインショッピングのユーザーの大多数が、使いにくいと思っています。」
E「このままの状態を放置していれば、いずれユーザーは離れていくでしょう」
S「そこで、弊社のECサイトを取り入れてみてはいかがでしょうか?」
C「現状の使いにくいを解決し、さらにユーザー拡大を図ることができます」
といった流れをつくっていきます。
プレゼン当日までに必ずしておくこと
プレゼン当日までに、上記の方法でプレゼンの構成を考えてみましょう。
構成ができたら、次に当日までにスムーズなプレゼンができるように、しっかりと準備をしておきます。
ポイントは、3つです。
- 分かりやすい資料の作成
- 見やすいスライドの作成
- 正しく伝える話し方
それでは、それぞれについて詳しくご説明いたします。
資料作成について
先方にお渡しする資料の作成については、分かりやすく簡潔に!
伝えたい最低限の内容のみを書くようにします。
足りない部分は、スライドや口頭で伝えます。
スライドの作成について
スライドの作成のポイントは、過度を避ける!です。
- 多くの色を使い過ぎない
- アニメーションを使い過ぎない
またスライドを効果的に見せることができるように、本番を想定した練習をしておくことも大切です。
話し方について
話し方も非常に重要です。
緊張しやすいという方は、あらかじめ、話す内容をメモにまとめておきましょう。
このときの注意点は、あくまでメモ程度にしておくこと。
原稿をつくってしまうと、ついつい原稿を読んでしまい、聞き手の反応に注意を払うことができずに、独りよがりのプレゼンになってしまいます。
あらかじめ、社内でプレゼンの練習をしておくとさらに良いでしょう。
第三者に聞いてもらい、スライドと話し手のタイミング、話す内容などをチェックしてもらうと良いでしょう。
まとめ
プレゼンは、聞き手に自社のサービスや商品をPRする場です。
自分のプレゼン力にかかっていると思えば緊張するのは当然です。
緊張することは想定内として、そのことも踏まえて、事前にしっかりと準備をしておくことが大切です。
準備8割、当日2割です。
準備がしっかりとできていれば、当日は自信をもって落ち着いてプレゼンに臨むことができるでしょう。